元プロレスラーの“女帝”ブル中野が18日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』（月曜午後9時）に出演。かつて全日本女子プロレスでしのぎを削った恩人と「20年ぶり」に再会を果たし、62歳になったかつての人気レスラーの現在にファンからは驚きと感動の声が上がった。

　この日は「昭和の女子プロレスSP」と題して、中野のほか極悪同盟、クラッシュ・ギャルズのメンバーがスタジオに出演。Netflixの配信ドラマシリーズ『極悪女王』で再び注目を集めている昭和の女子プロレス界のエピソードの数々が披露された。

　その中で、中野はデビル雅美との思い出を聞かれると、「私が悪役になって（試合中に）セコンドで凶器をダンプさんに渡さなきゃいけなくて、デビルさんが『やめろ！』って止めていたんですけど、『うるせえ！』って殴っちゃったんですね。セコンドで先輩を殴るなんてNGだったので」と回想。

　そこからけんかに発展し、「ダンプさんがデビルさんの上に馬乗りになってけんかになっちゃって」と説明。ジャガー横田の仲裁でその場は収まったものの、中野は「引退のきっかけを作ってしまったみたいになってしまったので、謝りたくて、連絡をとってみようとしたんですけど、取れず」と明かした。

　すると、シークレットゲストとしてデビル本人がスタジオに登場。デビルは「たぶん、20年ぶりくらい」の再会だと明かし、引退のきっかけについて「全然覚えていなくて、人のために引退はしないし、全然違います」「気力が持たなかった」と真相を語った。

　2人の再会に、SNSでは「神回だった」「デビルさんくっそ強かったイメージ」「殺気ゼロになってらっしゃる」「今何されてるんだろ…デビルさんとブル様の抱擁なんて、泣けるわ！！」「凄く優しそうなおばさんになってる」「声変わらないな！」「やばい鳥肌立つ！」「デビル雅美とブル中野のツーショットは熱い」「当時と雰囲気が全然変わんないね」「デビルさんまで揃うと泣けるね」など感動する声が相次いだ。