タレントの山田邦子が16日、カンテレ『ドっとコネクト』（土曜午前11時20分）に出演。番組では元SPEEDの今井絵理子氏、元おニャン子クラブの生稲晃子氏が、それぞれ内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官、外務大臣政務官に就任したことを取り上げ、内閣府特命担当大臣の三原じゅん子氏とあわせて、第2次石破内閣に元アイドルが集結したとした。

　副大臣に次ぐナンバースリーのポストである政務官について、特定の政策で大臣を補佐、連絡調整、国会答弁を行うと紹介され、今回の2人の起用に厳しいネットの声もあるとされた。元明石市長の泉房穂氏は「私はいいと思いますよ。有名人がやったっていいんですよ。アイドルの方で第一人者になれるんだから、能力はあるんだと思いますよ」と肯定的で、「みんなが注目しますから。いいことだと思いますけどね、私は」と付け足した。

　山田も「根性あるんですよ、アイドルでトップの方にいかれるっていうのは、よっっっぽど頑張った人たちですから。任せると一生懸命やるんですよ」と期待する一方で、「ただ、悪い方にも一生懸命になっちゃうから。どのリーダーについたかにもよるかもわかりませんけど」と発言した。

「じゅん子ちゃんだって素晴らしく頑張ってるし」と続けた後、「政務官なんて、大体、何にもすることないんでしょう？」と“暴走”。スタジオがざわつく中、泉氏は「そんなことないです。あります、あります」とフォロー。カンテレの神崎博デスクは「行政府の方に入って、専門分野みたいなところを勉強させるという意味では、当選2期目とか3期目の若い人がやるファーストステップみたいなもの」と続いた。直後に山田は「いいですよ。華やかになるじゃないですか。こういう方が周りにいた方が」と歓迎した。