お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶが13日、テレビ東京系『あちこちオードリー』（水曜午後11時6分）に出演し、後輩芸人からのオファーに苦言を呈した。

　2002年に結成し、2017年には『M-1グランプリ』で優勝。実力派でベテランのとろサーモンは、若手からライブイベントのオファーが来ることもあるという。ただ、久保田は「僕だけかもしれないんですけど……」と切り出すと、「『ネタやってくれ』っていうのはどうなの？」と発言。「遊んだこともない、飯食ったこともないやつが『出てください。ネタとトークで』」と首を傾げ、「色々ありましたけど、嘘でもM-1チャンピオンですよ」と語った。

　これにMCのオードリー・若林正恭が頷くと、久保田は「言い過ぎかもしれないですけど、（とろサーモンは）大リーグに行きました」と例え話。「お前らみたいな草野球の者が……。何でそっちサイドに寄ってやらなあかんねん」と力説した一方、間髪入れずに「ほんなら」とし、「めちゃくちゃ今、嫌われてるみたい」と苦笑した。

　このエピソードにスタジオが爆笑すると、若林の相方・春日俊彰も「ちゃんと結果が出るんですね」と納得。「あぁ順当だ。真っ直ぐな、いい話ですね」とも続けると、久保田の相方・村田秀亮も「気持ちがいい。すがすがしい話」と同調し、さらなる共演者たちの笑いを誘った。