歌手の近藤真彦が、60歳の学ラン姿を披露した。このほど公開された主演舞台『Thank you very マッチ de SHOW ギンギラ学園物語』（12月、東京・明治座など）のビジュアルにメインに登場。詰襟の学ランを着て、笑み浮かべている。

　近藤の学ラン姿は、1979年12月7日放送のTBS系連続ドラマ『3年B組金八先生』第7話「学ラン・長ラン・大混乱」で着た高い詰襟、長ランがインパクト大だったが、45年の時をへても学ラン（低い詰襟）を違和感なく着こなしている。

　同作は元放送作家・鈴木おさむ氏の脚本・構成で今年12月に大阪・新歌舞伎座（14、15日）、名古屋・御園座（20～22日）で、東京・明治座では同25日～29日に上演される。近藤はこの情報を７月19日、60歳の誕生日を記念した日本武道館公演で発表。「おさむさん、脚本家も引退なんでこれがギリギリセーフでお願いできたんです」と明かし、ステージに登壇した鈴木氏も笑顔で「僕は小学生の頃からマッチさんのファンで、これが遺作なんです。うれしいです」と表現した。

　出演は近藤の他、原田伸郎、小堺一機、川崎麻世、中村繁之、松居直美、浅香唯、西村知美、ダイノジ、西田ひかる、松本明子。明治座の公式サイトでは「これは近藤真彦がお送りする新たなエンターテインメントステージ。80年代のテレビ番組を彷彿させる、笑いと歌のエンターテインメントが大集合！！」と同作をPRしている。

※川崎麻世の「崎」の正式表記はたつさき