タレントの上沼恵美子が4日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』（月曜正午）に出演。ゲストで旧知の仲である演歌歌手・天童よしみと“のどのケア”を話題にした。

　抜群の歌唱力を維持する天童が、アルコール摂取について「ビールを1杯だけ。何かそれもお肉のお料理とかあったら、一緒に乾杯だけ。嫌いなんですね、おいしくないんですよ」と告白すると、上沼は「おいしくなかったら飲む必要ないですもんね」と同意。直後に「だから、のどが美しいねんね。やっぱり、お酒飲んだり、タバコ吸ったりする人の声はすぐ分かりますわ」と納得した。

　天童は「それとやっぱり、夜遅くまで起きてないってことですね」と午前0時前に就寝するとし、「声が朝、ちゃんと出てるかどうかに（かかってくる）」とした。上沼は「それを今日は絶対聞いてみようと思ってて。この声帯をなんでもってるかっていうことなんですよ。早く寝てる（んだ）」と満足そうだった。吸入器などの使用について、天童は「余計（声が）かれる感じがする。お薬入れるとね。ただ、水で潤したらいいんですけど」と話した。

　上沼は加湿器について触れ、「安いの買うてきたら壊れまくるな。ええの使わなあかん」と発言。続けて、夫婦でドバイへ遊びに行った際の“加湿器ネタ”を明かした。

「（泊ったのは当時）一番いいホテルね。“しゃべり”っておんのや、ドバイにも」と前置きすると、「聞いてないのに“浜崎あゆみさんはもっといい部屋に泊まりましたよ”って。失礼やろ。ものすごい部屋なんですよ。私も45万（円）ぐらいやったよ、1泊。“浜崎さんは70万”って言ってた。70万やで、1泊ですよ。（それで）加湿器を20台並べてんて」と耳打ちされたという話を告白。「ものすごい湿気やろうね」とボケた後、「のどを守ってらっしゃるんやな思って。（おそらく）ドバイへ遊びに行ってはんのにね。そんなときまでね」と感心したという。

　天童は「すごいよ、ホントに歌手の人たち」とのどのケアは徹底していると明かした。上沼は「見てました。演歌の方、何人か集まって。すっごい守ってはるわ。のどを、むち打ち症みたいに包帯巻いて守ってはるわ」と話した。

　また、天童は本番前の発声練習のやりすぎを疑問視し「（自分は）声もったいないから、温存しときたい」と主張。「（練習で）出し切って、やっかましいんですよ。私、全然別の曲を歌うのに“（うるさくて）もうあかん”と思って、いつもヘッドホンしてるんですよ。例えば隣に誰かいたら、ご自分の歌う歌を思い切り歌われますから」と打ち明けた。上沼も、地方の会館で壁越しに共演歌手の声が聞こえてきたことがあるといい「やかましい。やかましい。選挙カーかと思ったわ」といい、「MAXで大きな声でワーッて歌うから、迷惑だった」と振り返った。

　天童は「後輩たちにも思いはあって、ごあいさつに来られるんですわ。来られて“ちょっとおやかましいかもしれませんが”って（言われると）、“ほどほどにしといてな”って言って。私、ちょっと意地悪ばあさんみたい」と自虐的に話した。