【光る君へ】古舘佑太郎、衣装着て重量感にビックリ「貴族はこんなにも着込むのか」
俳優の古舘佑太郎が27日放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時、27日は午後7時10分)に藤原通任(ふじわらのみちとう)役で出演し、コメントを発表した。藤原通任は道長が病の際に、これを喜ぶ公卿の一人とうわさされる人物。
第41回から藤原通任役で出演
俳優の古舘佑太郎が27日放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時、27日は午後7時10分)に藤原通任(ふじわらのみちとう)役で出演し、コメントを発表した。藤原通任は道長が病の際に、これを喜ぶ公卿の一人とうわさされる人物。
古舘はまず大河ドラマ初出演決定の知らせを受けた際の心境を紹介した。
「テレビ越しに観ていた『光る君へ』の世界に、自らが飛び込める日が来るとは思ってもいませんでした。知らせを聞いた時は、率直にとてもうれしかったのを今でも覚えています。今回、僕にとっては初の大河であり、ドラマ『六畳間のピアノマン』以来となる3年ぶりのNHK作品でもあるので、少しでも役者として成長した姿を皆さんに見てもらえたら、という気持ちでいっぱいです」
撮影現場での印象的な思い出やエピソードについてもコメント。
「初日に衣装を着付けてもらった時は、貴族はこんなにも着込むのか! と思わずその重量感に驚きました。そして、舞台セットにて所作を習うと、自分の関節の硬さにも驚きました。美しいあぐらの姿勢や、立ち上がりがとても難しかったです。この日からすぐヨガスタジオに入会して柔軟性を高める努力を始めました。クランクアップの日、あぐらからすっと立ち上がれた時は、自分の成長にこっそり感動を覚えました」
最後は『光る君へ』の魅力について語った。
「言葉遣いも、着ている服も、暮らしぶりも現代とは異なる遠い昔のお話なのに、今を生きる僕らを見ているような気持ちになりました。『人の想い』はいつの世も同じだ、とその美しくて切ない人間模様から教えてもらいました。一人の視聴者としては、シリアスな回でも個性豊かでユーモラスなキャラクターが出てきて、ふわっと光を照らしてくれるシーンが好きです」