Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、25日より公開されたアニメーション映画『がんばっていきまっしょい』に声優として出演していることが同日、発表された。

　原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説『がんばっていきまっしょい』（敷村良子氏）。自然豊かな愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎを瑞々しく描く物語だ。

　監督は、『あした世界が終わるとしても』で注目を集めた櫻木優平氏。脚本を『五等分の花嫁』の大知慶一郎氏、キャラクターデザインを『ラブライブ!』の西田亜沙子氏が担当する。ボートに青春を捧げる部員たちを雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美が熱演。竹達彩奈、三森すずこ、内田彩、江口拓也も魅力あるキャラクターを演じ、物語を支える。主題歌と挿入歌を歌うのは、アイドルグループ・僕が見たかった青空。

　そして、7月31日に解禁された、スペシャル応援映像動画では「キレイ」「可愛い」「好き!」と愛があふれて止まらず、物語や映像のきれいさを真面目に語っていたかと思えば、本作のキャラクターの中での“推し”を聞かれた瞬間に思わず崩れ落ち、迷った挙句「みんな1番好きです」と本作の世界観やキャラクターにメロメロの様子だった宮田。芸能界屈指のアニメ好きとしても知られる本作の“スペシャル応援サポーター”でもある宮田が、本作へ声優として出演していることが解禁となった。

　宮田は、これまでにテレビアニメでは4作（『デリシャスパーティ■（■はハートの絵文字）プリキュア』『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』『カードファイト!!ヴァンガード Divinez』『「キン肉マン」完璧超人始祖編』）、映画では『劇場版 BEM ～BECOME HUMAN～』のバージェス役、映画『ブルー きみは大丈夫』のブルー役などとさまざまな役を務めてきた。そんな宮田は今回、白熱のボート対決を“実況する生徒役”を担当する。

　声を吹き込むにあたり、監督からは「プロじゃない学生が実況している感じで」と言われたことを明かし、「自由で素直に演じました。すごく楽しかったです！」と演じた感想をコメント。また、「これから高校生になる方が見たら、こんな高校生活を送りたいなと思えて、僕ら世代だったらこんな青春したかったと感じ、部活をやっていた皆さんは懐かしいと思えるので、みんなに見てほしいです！」と、世代を超えて楽しめる作品であることをアピールし、5人でボートに打ち込み、同じ目標を目指し、時にぶつかり、悩み、苦しみながらも、お互いに励まし合い前に進んでいく本作の見どころも話していた。