アイドルグループ・モーニング娘。‘24の石田亜佑美が21日、都内で写真集『Profile.7』のリリースイベントを開催。イベント開始前、囲み取材に応じ、本作の見所、卒業を控える現在の心境を語った。

　2011年の加入から13年、長きに渡りモーニング娘。の中心メンバーとして活躍した石田は、12月6日の横浜アリーナ公演をもってグループ及び、ハロー！プロジェクトを卒業。本作では、紆余曲折あった濃い活動期間と最後の10期メンバーとしての思いを閉じ込めた。

　この日のために用意した青いドレスを着て登場した石田は、台湾で撮影した通常版と地元・宮城県で撮影した特別版、2冊同時リリースとなり、「モーニング娘。として最後の写真集なので、エモーショナルな気持ちにもなる写真集を作らせていただきました」とコメント。今作では、チャームポイントである横顔にこだわったほか、「10期生として『ピョコピョコ ウルトラ』という曲でひよこの着ぐるみを着てデビューして、そんなひよこだった私が、青い鳥として羽ばたくことも意識しました」と語った。

　通常版のお気に入りショットには、大胆に背中を見せた1枚をあげ、「去年くらいから背中を出す衣装を多く着ていて、背中がかっこいいと言われることが増えた。譜久村聖さんが卒業された時に、『私がこの背中で引っ張っていきます』と言ったので、背中という印象を強く持っているファンも多いと思います」と説明。「その背中が存分に堪能していただける写真です。こんな服着たことありますか？　すごい衣装を着させていただきました。最近はより磨きがかかっています」と胸を張った。

　自身7作目にして、モーニング娘。としてのラスト写真集となるが、「今までと違った点は、考えすぎないようにしました。最後と意識してしまうと石田亜佑美のよさが出ない。そのままの自分が一番、ファンの方にかわいいねと言ってもらえると思うので、そのままの自分でいることを大事にしました」と言及。今作の自己採点は“120点”と大満足な様子で、「モーニング娘。として13年活動してきた私のすべてが詰まっている写真集なので、私が卒業してあゆみんが好きだった、会えなくて寂しいと思ったときに、写真集で振り返っていただけたら、いつでもモーニング娘。の石田亜佑美がまるでここにいるような気持ちになる写真集です。10年先も20年先も思い出に浸っていただけたら」と思いを伝えた。

　卒業が迫った現在の心境を聞かれると、「卒業だからと言って企画を組んでいただいたり、多く撮影をさせていただいたり、卒業フィーバー楽しませていただいています」とにっこり。卒業コンサートの構想については、「どうしたらファンの方が喜んでくださるか、モーニング娘。の石田亜佑美をどうかっこよく残すのかを考えて曲を選んでいます」と話し、自身が得意とするダンスについても、「ツアーを周らせていただいて、ただ踊るのではなく、ダンスでいかに楽しんでもらえるかをすごく大事にしている。ふざけたことをやってみたり、真面目にふざけるという感じで、そういうエンタメも考えています」と予告した。