『西遊記』で孫悟空役の堺正章、猪八戒役の西田敏行さんを追悼「沙悟浄、三蔵法師もみんな天竺へ旅立ちました」

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ENCOUNT編集部

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俳優・西田敏行さん（享年76）の訃報を受け、日本テレビ系連続ドラマ『西遊記』で共演した堺正章（78）が追悼コメントを発表した。同作は1978年から80年まで2シリーズが放送され、堺が主演で孫悟空、西田さんが猪八戒を演じていた。

夏目雅子さんは27歳で、岸部シローさんは71歳で死去

（以下、コメント全文）

　西田さん！あの滲み出るような演技を超えた存在感、もう終演なんですね。大きな存在を失いました。猪八戒、沙悟浄、三蔵法師もみんな天竺へ旅立ちました。私もいずれその旅に参加します。心よりご冥福をお祈りします。

　堺の言葉通り、三蔵法師を演じた夏目雅子さんは1985年9月11日に27歳で亡くなり、沙悟浄を演じた岸部シローさんは、20年8月28日に71歳で帰らぬ人になった。また、『西遊記Ⅱ』で猪八戒を演じた左とん平さんは、18年2月24日に80歳で死去している。

『西遊記』は中国の古典小説を題材に、大規模な中国ロケを交えながら制作された。猪八戒の設定「豚の妖怪」だったが、西田さんの出身地である福島弁で「アニキィ」と語り掛けるなどし、ユーモラスに同役を好演。瞬く間にお茶の間で話題になるなど、西田さんにとっての出世作だった。

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