KinKi Kidsの堂本剛、俳優の森崎ウィンが14日、都内で行われた映画『まる』（10月18日公開）の先行上映イベントに出席。森崎はコンビニでアルバイトしていた頃の思い出を振り返った。

　本作は、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田（堂本）が、自ら描いた○（まる）を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで新境地を魅せる。

　ミャンマー出身のコンビニ店員・モーを演じた森崎。本作にちなみ、アルバイトでの経験を聞かれると「僕はめちゃくちゃバイトしていました。それこそ、1番最初にやったのがコンビニだった」と振り返った。

　そして、「レジ打ちとか（のシーン）あったじゃないですか。だから俺めちゃくちゃ得意で。もう任せてください！って」と熱く語った。

　さらに、アルバイトしていた頃に困った経験があるか聞かれると、「コンビニの電子レンジってめちゃくちゃワット数強いの知ってます？」と客席に問いかけたうえで、「おでんの出汁ってあの機械で沸かすことができないから、水を電子レンジで4分くらい温めてから汁とかを入れていたんですよ。水って4分で温まるんだと思って家でやったら全然温まらなかった。家庭用はワット数が違うからっていう滑らない話なんですけど……」とエピソードを披露し、観客を笑わせた。

　なお、イベントにはおいでやす小田、荻上直子監督も参加した。