豊田裕大、フジGP帯連ドラ初出演 反町隆史&杉野遥亮と初共演 不良グループリーダー役

俳優の豊田裕大がフジテレビ系連続ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(火曜午後9時)第2話に出演することが15日、発表された。フジGP帯連ドラ初出演となる。

『オクラ~迷宮入り事件捜査~』に出演する豊田裕大【写真:(C)フジテレビ】
『オクラ~迷宮入り事件捜査~』に出演する豊田裕大【写真:(C)フジテレビ】

闇が深い自殺事件に関わっていた不良グループリーダー役

 俳優の豊田裕大がフジテレビ系連続ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(火曜午後9時)第2話に出演することが15日、発表された。フジGP帯連ドラ初出演となる。

 今作は人情あふれる昭和刑事・飛鷹千寿(ひだか・せんじゅ/反町隆史)とクールな令和刑事・不破利己(ふわ・としき/杉野遥亮)のバディが、迷宮入り寸前の実質“オクラ(お蔵入り)”状態な事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。

 今回豊田が演じる追川孝晃(おいかわ・たかあき)は、特命捜査情報管理室=オクラに属する天才ハッカー・吉岡雷(よしおか・あずま/前田旺志郎)とかつて同じ高校に通っていた。高校時代は不良グループのリーダーで、同級生・道尾忠司(みちお・ただし/浦上晟周)を執拗(しつよう)にイジメていた中心人物。ある日、道尾が校舎の屋上から転落して死亡した姿で発見される。当時の教育委員会は進路に悩んだ末での自殺と断定。遺体には不審な点が見受けられたのにも関わらず、警察も捜査を打ち切り、不可解にもいじめによる他殺の疑いは否定された。追及を免れ、高校卒業後は定職に就かずフリーター生活を送っている追川。フリーターながら高級マンションに住んだり夜遊びをしたりと、なぜか羽振りが良い日々を過ごしている。

 そんな豊田は、2021年に『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)で俳優デビューすると、その翌年には映画『レッドブリッジ / レッドブリッジ ビギニング』(2022年)で映画作品初出演にして初主演を果たす。その後も『沼る。港区女子高生』(2023年、日本テレビ)や『それってパクリじゃないですか?』(2023年、日本テレビ系)などの話題作に立て続けに出演したほか、今年1月クールの『夫婦の秘密』(BS-TBS)では、大きな闇を抱える新婚男性という難しい役どころを見事に演じきった。フジテレビ作品としてはヤングシナリオ大賞『高額当選しちゃいました』(2024年)での出演歴があるが、GP帯連ドラへの出演は初。今作の主人公を演じている反町と杉野とは初共演となる。

 以下、豊田のコメント全文。

――今作の出演が決まった際の感想をお聞かせください。

「以前、フジテレビのヤングシナリオ大賞ドラマ『高額当選しちゃいました』でご一緒した柳沢凌介監督、足立遼太朗プロデューサーとこんなにも早く再びご一緒できることに驚き、ご縁を感じうれしく思いました。また、テレビで以前から拝見していた反町隆史さん、事務所の先輩である杉野遥亮さんとお芝居をできることが楽しみでした」

――台本を読んでみての感想、撮影では自身の役をどのように演じました。

「何かに欠落しているけど、一方でどこかが秀でている凸凹な“オクラ”のキャラクターたちが、窓際に追いやられながらも事件を解決していく。ワクワクするなぁと思いながら読んでいました。自分が演じる追川に関しては冷たい圧力があるようなイメージがあったので、その部分と図星を突かれた時の差を意識しました。また、衣装合わせの際に監督から言われた“追川は、自分は選ばれた人間と思っている”という言葉を大事にしながら演じていきました」

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