黒柳徹子、大山のぶ代さんを追悼「いろんな声の仕事を一緒に」 夫・砂川啓介さんから相談も「とても悲しそうでした」
アニメ『ドラえもん』のドラえもん役などで知られる、声優の大山のぶ代さんが9月29日に老衰のため死去していたことが11日、分かった。90歳だった。共演経験のある司会者・黒柳徹子が同日、自身のインスタグラムを通じて大山さんをしのんだ。
「毎回楽しいお話をしてくださいました」としのぶ
アニメ『ドラえもん』のドラえもん役などで知られる、声優の大山のぶ代さんが9月29日に老衰のため死去していたことが11日、分かった。90歳だった。共演経験のある司会者・黒柳徹子が同日、自身のインスタグラムを通じて大山さんをしのんだ。
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「大山のぶ代さんが亡くなった!」と書き出し、「皆さんもご存知のドラえもんの声の大山さん。大山さんとは、NHK『ブーフーウー』をはじめ、若い時からいろんな声の仕事を一緒にしました。また、『徹子の部屋』には、何度も出演していただいて、毎回楽しいお話をしてくださいました」と番組共演を振り返った。
また、大山さんの人柄にも触れ、「とても面倒見の良い人で、美味しいお菓子とか珍しい食べ物をスタジオに持ってきてくれたり、私がお芝居をやってる時は、毎回大勢のお友達にチケットを販売してくれて、大山さん団体様御一行という感じで劇場に観に来てくれました。芝居が終わった後に、みんなで一緒にワイワイ食事をするのが恒例でした」とこれまでの交流について明かした。
続けて、「大山さんは旦那様の砂川啓介さんを、第一に考えて全面的に旦那様に尽くすタイプで、とても仲の良いご夫婦でした」と回想し、「でも、大山さんが認知症発症すると、何よりも大切にしていた旦那様のことが分からなくなり、砂川さんは私に『僕が癌になっと事も分からないんだよ』と、とても悲しそうでした」(原文まま)と生前、相談を受けていたという。
「その旦那様も亡くなってしまい、大山さんはどうしてるのかなぁ?と思っていました。肉親の縁が薄く、ずいぶん詳しく私にそのことも話してくださいました。いつも、私に優しくしてくれて、ありがとう 今頃、天国でみんなで一緒にたくさんのお話をしていることと思います」として、大山さんを追悼した。