お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明と木梨憲武が出演するフジテレビ系特番『とんねるずの2億4千万の大陸スペシャル』が、19日午後9時より放送される。このたび、番組収録直後に石橋が取材に応じ、現在のフジテレビへの思いを語った。

　同番組では、11月8、9日に日本武道館で開催される「とんねるず THE LIVE」までの石橋、木梨2人の一挙手一投足を追いかけるドキュメンタリー風の企画「笑熱大陸」を放送。さらに、『とんねるずのみなさんのおかげでした』で人気を博した「2億4千万ものまねメドレー選手権」を放送する。

　石橋と木梨、2人そろってのフジテレビ系バラエティー出演は『とんねるずのみなさんのおかげでした』最終回以来となる。その最終回のラストでは、ヒット曲『情けねえ』を披露し、歌詞を変えて「バラエティーを滅ぼすなよ」「フジテレビをおちょくるなよ」と歌唱していた。

　あれから6年半。現在のフジテレビのバラエティーについて石橋は「この間の話で言えば、『27時間テレビ』とか、すごく若い総合演出の2人が番組を作って、非常に数字もよくて、31歳とか32歳ぐらいの2人が頑張って数字を取ったっていうのが、やっぱり今のフジテレビのすごく力になると思う」と指摘し、「彼らの成功体験をこれからどれだけ増やすかがフジテレビ復活への道だと思うんで、そういう若い力がの2人以外にもどんどん出てきて頑張ってくれたら、このお台場も盛り上がると思うんで、それを僕は期待してますね」と大きな期待を寄せた。

　さらに、「彼らが本当のエースになる頃には、俺はもうこの世の中にいないかもしれないですけど」と笑いながらも、「フジテレビがまた大きく、またテレビの中心になってくれるのを、なんか『27時間』を見て期待しましたね」と目を細めた。

「2億4千万ものまねメドレー選手権」収録直後の取材とあって、同コーナーで進行を務めた南海キャンディーズ・山里亮太は、石橋のコメントに「受け継ぐ立場としては、もっともっと頑張って、やっぱりテレビって楽しいなと全部教えてくれたのがとんえるずさんだったので、僕らもそうなれるように頑張ろうって」と気を引き締めていた。