俳優の本上まなみが8日、火曜日のMCを務めるABC『newsおかえり』（月～金曜午後3時40分）に復帰した。6月25日の同番組で病気療養のため休演することを報告していた。代役は元日本テレビでフリーの久野静香アナウンサーが務めていた。

　オープニングでメインキャスターの同局・横山太一アナウンサーと並んだ本上は、横山アナの「皆さん」の声に続き「おかえりなさい」という決めゼリフで視聴者にあいさつ。横山アナから「火曜日の日替わりMCは本上まなみさんです」と紹介された。本上が「おかえりなさい。よろしくお願いします」と口にすると、スタジオが沸き、俳優・松尾諭が「ただいま～」と反応した。

　笑いが起きる中、横山アナの「改めて、本上さん、おかえりなさ～い」という発声で、共演陣からも「おかえりなさ～い」と歓迎された本上は「ただいま～。帰ってきました～」と満面の笑みで返した。

　横山アナが「松尾さんがずっと寂しがってました」と伝えると、本上は「ずっとテレビで”おかえり”見てました～。こうやって来られて良かった」と喜んだ。松尾は「スタジオで本上さんに会うのをドキドキしながら、打ち合わせで会うのをすっかり忘れてて。その前に楽屋の前で会ってびっくりしたんです」と打ち明けた。

　本上は「いやあ、久野さん、MCありがとうございました」と通常の出演者席に戻った久野アナに感謝。「いやいやもう」と謙虚だった久野アナについて、横山アナは「めちゃめちゃ緊張してたんですよ。この場に立つことに」と暴露。本上は「だってもう、プロなんだから」とアナウンサーとしてのキャリアに一目置いたが、久野アナは「やっぱり本上さんの“おかえりなさい”は違いますね。全然違いました。もう心がほっこりしました」と本上を持ち上げた。

　横山アナから「もうすっかりお元気そうな感じで」と振られ、本上は「はい、元気です」と明るく返答。病気については触れなかった。