26年大河『豊臣兄弟!』制作統括、キャスト陣の起用理由明かす「身長などのサイズ感も重要」

NHKで2日、2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演者発表会見が行われ、俳優の池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波が出演することが発表された。制作統括の松川博敬氏が起用理由を明かした。

『豊臣兄弟』の制作担当・松川博敬氏も会見に登場【写真:ENCOUNT編集部】
『豊臣兄弟』の制作担当・松川博敬氏も会見に登場【写真:ENCOUNT編集部】

池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波の出演決定

 NHKで2日、2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演者発表会見が行われ、俳優の池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波が出演することが発表された。制作統括の松川博敬氏が起用理由を明かした。

 大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下克上サクセスストーリー。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(仲野太賀)。歴史にif(もしも)はないものの……「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント。

 池松は小一郎を乱世に巻き込んだ野心家の兄・豊臣秀吉(藤吉郎)、永野は小一郎の幼なじみ“初恋のひと”直(なお)、吉岡は小一郎の正妻として生涯をともに歩む・慶(ちか)、浜辺は夫の秀吉とともに天下人への階段を昇りつめる・寧々(ねね)を演じる。制作スケジュールは25年6月にクランクイン予定で、放送予定は26年1月から12月。

 起用の理由を松川氏は「実は3月の会見の時にはまだ決まっていなくて、決めかねていたところです。本当にスタッフも納得のいく人選ができたなと思っています」と語り、安堵の表情を浮かべた。

 豊臣秀吉役については、SNSで“予想合戦”が繰り広げられていたが「池松壮亮と予想している人も中にはいましたが、割と少数派だったかと思います。私たちの条件としては、シュッとした男前に演じてもらいたいと考えていました。信長はこれからですが、猿に心から見える人でないといけないというのが条件でした。身長などのサイズ感も重要で、2人のコンビネーションがこのドラマにとって非常に大事なので、何よりもそこを重視しました」と説明した。

 女性陣については、「話し合いをする中で決めたという感じです。今、旬で令和を代表する若手俳優さんたちにそろっていただけた」と感謝した。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください