フリーアナウンサーの有働由美子が28日、MBSの冠番組『おしゃべり小料理ゆみこ』（午後4時）に出演。ゲストのヒコロヒーと恋愛トークに花を咲かせた。

　誠実、正直、優しい人がいいというヒコロヒーに対し、有働は「別れた時どうなるタイプですか」と質問。ヒコロヒーは「落ち込みます。切り替えは苦手なので、ずっと考えてしまいますし。その人が大切な人であればあるほどショックも大きいですし」と返した。

　有働は「私は付き合うと、むしろ相手が私がいなくなっては困るぐらい尽くしまくって。そうすると甘えるから、相手は。“何もせんでも尽くしてくれるやんけ”ってなって遊んだりするんですよ。“いらんわ”って言われたときには、“分かった”ってサッと別れて」と恋愛事情を告白した。

　ヒコロヒーから「（相手は）絶対戻って来るでしょう」と言われると、「絶対戻って来さすためにやってるんですよ。“相手のためじゃないんちゃうか”っていうのを指摘されて。ずっとそれでやって来たので。あるいは尽くして、尽くして、尽くして、自分で尽くし飽きて“もういいわ”ってなるっていう、ひどいヤツっていう」と返した。

　ヒコロヒーが「それはじゃあ、心から尽くしてるわけではないってことですか」と聞くと、有働は「そのときは心から尽くしてるんですけど、やってあげたいっていうよりは好かれたいんでしょうね」と説明。ヒコロヒーは「ええっ」と驚いた後、「なるほど。そんぐらい好きってことですよね」と確認した。

　有働は「好きちゃうの？　みんな相手に好かれたくて相手に良くするんちゃうの？　ちゃうの？　ちゃうの？」と不思議そうにコメントした。ヒコロヒーが「でもその考え方やと見返り求めちゃいません？」と発すると、「そうです」と即答。「見返りが正当に返ってこないと嫌になっちゃうんです」と付け足した。

　ヒコロヒーは「私は散々、そういう感じの男性が多かったんで。すごい尽くしてくれて、尽くしてくれて、尽くしてくれて。甘えだして、私も。“うるさいねん”って暴れてどっか行く。逆ですよね」と明かすと、「見返り求められてるなんて思いもしてなくて。そういう人なんやって思ってた。したくてやってるんやって思ってたから。したくてやってたわけじゃなかったら話変わってきますよね」と見解を示した。

　有働は「言うといたらよかったんか。そうか。したくてやってると思ってたんや」と話すと、「これはモテるん（ヒコロヒー）とモテない（自分）のね、なんかあんねん。ここ（の境）に。何も深く考えたり、見返りとかない人がモテるんですよ。こっち側の“これとこれ、したったから、これぐらい好きになるやろう”“えっ、お返しないんけ”じゃあ、もうちょっとやるけど、“えっ返し『1』かい”みたいな、ちょっとありました」と見返りを計算しながらの恋愛について解説した。

　ヒコロヒーが「なるほどね」と理解すると、有働は「それに疲れて、もう恋愛もしなくなったんですけど」とぶっちゃけた。直後に2人はともに「解明できた」と笑顔を見せた。