漫才日本一を決めるお笑い賞レース『M-1グランプリ2024』の1回戦・東京会場が27日、渋谷区のシダックスカルチャーホールで行われた。世間をざわつかせた謎のコンビ「teruo haruo」も出場したが、ダウンタウン本人ではなかった。

　1回戦にエントリーされ話題になった「teruo haruo」は、かつてダウンタウンが名乗っていたコンビ名「てるお・はるお」と一致するため、ネット上では「ダウンタウン復活か!?」と注目を集めていた。

　M-1公式サイトのプロフィールに記されているteruo haruoの出身地も、ダウンタウンの出身地である兵庫県と一致。結成年の「2022年4月3日」は、吉本興業の特別公演『伝説の一日』で2人がセンターマイクの前でアドリブ漫才を披露した日と一致するなど、いくつものポイントが重なっていた。

　後半戦のグループKに登場したteruo haruoは、金髪丸刈りの男性と外国人風男性のコンビ。制限時間2分というルールの中、オリジナルの漫才で大きな笑いを取ると、松本人志へメッセージを送りステージを下りた。

　今年で20回目となる『M-1グランプリ』は、8月から1回戦がスタート。出場資格は結成15年以内（2009年1月1日以降）のコンビであれば、プロ・アマは問わず、1回戦は東京会場を皮切りに、札幌・仙台・新潟・東京・千葉・静岡・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄の11地区で実施される。