窪塚洋介、コロナ禍の今のムードに怒り露わ「暗くなるのはやめましょう」
俳優の窪塚洋介が24日、都内で、公開初日を迎えた映画「破壊の日」(豊田利晃監督)の舞台あいさつを、主演の渋川清彦や共演のマヒトゥ・ザ・ピーポー、イッセー尾形、松田龍平、長澤樹、大西信満、飯田団紅、豊田監督と行った。
公開初日を迎えたコロナ禍で作った映画「破壊の日」で舞台あいさつ
俳優の窪塚洋介が24日、都内で、公開初日を迎えた映画「破壊の日」(豊田利晃監督)の舞台あいさつを、主演の渋川清彦や共演のマヒトゥ・ザ・ピーポー、イッセー尾形、松田龍平、長澤樹、大西信満、飯田団紅、豊田監督と行った。
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疫病のうわさが広がり、疑心暗鬼になる人々と、生きたままミイラと化して世の中を救う即身仏になろうとする青年とそれを支援する友人を描く。
窪塚は「僕が感じるのは豊田さんの怒り。何かを壊したいという気落ち」と豊田監督作品に感じることを紹介すると「俺はじゃあ、何に怒っているかなと思ったら、今のムード、空気。そんなに暗くなるのはやめましょうよ」とあいさつした。続けて「だって、病は気からなんですから」と語った。作品については「この瞬間、この時代、この時にしかできない表現をしている監督であり、表現者たちだと思う」とPRした
また、松田は「ソーシャルディスタンスを続けていこうと思います」とあいさつし、ファンを笑わせた。
一方、主演の渋川は「劇中の僕の車の名前に注目してほしい。コロナマーク2。この不自由な世の中、映画の中ではいろんなことが自由。楽しんでほしい」とあいさつした。
最後は、豊田監督はコロナ禍で苦しむ映画館について「早く元に戻ることを祈っています。この映画はコロナの中で作った映画、祈りのような映画」とPRした。