全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める全国版ミスキャンパス『ミスユニバーシティ2024』が、9月23日に都内で開催される。ベストオブミス運営による同大会は、今年で6回目。全国の地区大会で選出された14人のファイナリストたちが、グランプリを目指す。ENCOUNTでは、大会を目前に控えたファイナリスト全員をインタビュー。今回は群馬代表で青山学院大2年の橋本菜那（はしもと・なや）さんを紹介する。

――自己紹介をお願いします。

「群馬代表の橋本菜那です。大学では心理学を専攻しています。高校生の時に学校のカウンセラーさんと心理学についてお話をする機会があって、それがきっかけで興味を持つようになりました。心理学はメンタルサポートという面もありますが、商品を手に取ってもらうためにパッケージデザインや広告といったマーケティングにも心理学が応用されています」

――ミスユニバーシティに応募したきっかけは。

「昨年、ミスワールドに出場してファイナリストとして活動させていただきました。やはり、グランプリを目指したいという思いはあります。ただ、ミスユニバーシティは大学生のミスコンなので、同世代の人たちとの交流を通して『もっと自分を成長させたい』と思い、挑戦を決めました」

――橋本さんの内面的な強みと弱みを教えてください。

「どんなことにも『1度決めたら、最後まで諦めない』という芯の強さがアピールポイントかなと思います。あと、周りの人からは笑顔を褒めていただくことが多いです。弱みは、つい考え過ぎてしまうところです。例えばボール競技になると、どこにボールをパスしたら良いのか分からなくなったり、今も『どんなスピーチをしよう』と思ったら、考え過ぎて言いたいことが全然まとまらなかったり、行動に移すのに時間がかかってしまいます。今は、考え過ぎてしまう理由を紙に書き出して、その原因を解決することで改善しようと努めています」

――ミスユニバーシティに挑戦して学んだことは。

「ミスユニバーシティは、学生らしさと美しさの2つがバランスよく必要なミスコンテストだと感じました。ステージ上でのパフォーマンスや来場者を楽しませるといった見た目の要素も大事ですが、目に見えない内面の部分もすごく大事にしています。細かな気配りや相手がどう思うかという想像力も大切で、それを意識することで普段の生活でも美しい所作が身につくのかなと思います」

――大会期間中のボディーメイクで頑張ったことは。

「こだわっているのは、女性らしいボディーラインと健康的な美しさです。メリハリのあるボディーラインってすてきだなって思いますけど、無理にダイエットして体重を落とし過ぎないように運動をしながら、健康的な体作りを心がけています。食事面でもしっかり栄養を取るようにして、その分、トレーニングもしっかりやるとか。辛いと感じないように楽しみながらトレーニングやボディーメイクをしています」

――日本大会に向けて、特に頑張って取り組んでいることは。

「頑張っていることは全部です（笑）。ウォーキングは、普段もハイヒールを履いて通学したり、街を歩いたりして慣れるようにしています。もう1つはイメージトレーニングを大切にしています。練習の時から自分が舞台に立っているところを想像してみたり、家族や友達に練習風景を見てもらい、人の視線の中でも平常心を保てるように訓練しています」

――橋本さんの趣味を教えてください。

「神社巡りやパワースポット巡りが大好きです。中学生ぐらいから御朱印集めが大好きで、群馬県だと有名な赤城神社によく行ったりします。他にも山登りや自然と触れ合うことで元気をもらっています。特技はとピアノ、ヨガ、茶道、華道です」

――「実は私、こう見えて○○です」という最大のギャップを教えてください。

「実は私こう見えてキックボクシングをやっています。初心者ですけど、スパーリングをやっているので、アザもできちゃったりしています。ちょっと心配なんですけど、めちゃくちゃ楽しいです（笑）」

――将来の夢を教えてください。

「具体的にこの職業をやりたいというのは、今はまだないんですが、専攻している心理学を生かしたいです。いつか、新しい形のサービスを世界で展開するような会社を起業したいという夢はあります」

□ミスユニバーシティ　「全国版ミスキャンパス」と銘打ち、全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める大会。「ミスユニバースジャパン」をはじめとする複数ミスコンテストの合同地方代表選考会「ベストオブミス」の予選から、各県大会を勝ち上がった学生のみで競う。全国の大学生、専門学生を対象に次世代のリーダーにふさわしい人物を選出。選考では、外見の美しさに加え、社会性や内面も重視される。テーマは「今できること」

★「ミスユニバーシティ 2024」ファイナリスト（14人）

北海道代表　夏目葵さん（北海道医療大）
宮城代表　横山茅乃さん（jhss日本ヘアセットスクール仙台校）
茨城代表　神谷真衣さん（筑波大）
栃木代表　柚瀬のあさん（日本大）
群馬代表　橋本菜那さん（青山学院大）
埼玉代表　早川千鶴さん（早稲田大）
千葉代表　中村詩梨さん（青山学院大）
東京代表　杉山莉子さん（拓殖大）
神奈川代表　治田千里さん（日本工学院専門学校）
新潟代表　網代和花さん（新潟大）
京都代表　石川芹稜さん（東京女子大）
大阪代表　花山真耶さん（関西外国語大）
兵庫代表　南佳那さん（関西学院大）
鹿児島代表　斎藤奈菜香さん（東京通信大）