森川葵が『放課後カルテ』で教師役、初共演・松下洸平からの“バチバチ宣言”に「できるなら、穏便に」

俳優の松下洸平が主演を務める、日本テレビ系10月期連続ドラマ『放課後カルテ』(土曜午後9時)に森川葵が出演することが8日、発表された。松下とは今回が初共演となる。

『放課後カルテ』に森川葵が出演することが発表された【写真:(C)日本テレビ】
『放課後カルテ』に森川葵が出演することが発表された【写真:(C)日本テレビ】

人気漫画が原作の保健室ヒューマンドラマ

 俳優の松下洸平が主演を務める、日本テレビ系10月期連続ドラマ『放課後カルテ』(土曜午後9時)に森川葵が出演することが8日、発表された。松下とは今回が初共演となる。

 原作は、日生マユの人気マンガ『放課後カルテ』(講談社「BE・LOVE」所載)。小学校を舞台に、口も態度もでかい小児科医・牧野(松下)が、その観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子ども達の背中を押す保健室ヒューマンドラマだ。

 主人公である学校医・牧野を演じるのは、松下。今作が地上波ドラマ単独初主演となる。ボサボサ頭で仏頂面な彼の職業は“お医者さん”。「勝手にベッドで寝るな!」「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」「めんっどくさい!これオレがやる仕事か!?」など文句ばかりでぶっきらぼう、教師・児童関係なく睨みつける、保健室のコワイ先生だ。しかし、その類稀なる観察眼で児童たちの異変を見抜き、子どもたち、その家族、時には教師までも救っていく。

 森川が演じるのは熱意あふれる小学校教師・篠谷先生。篠谷は、主人公の牧野が学校医として赴任した小学校の6年2組の担任で、いつも子ども達のことを第一に考えている一生懸命な小学校教師だが、そのやる気が空回りしてしまうことも。

 篠谷を演じることについて森川は、「児童のことをまっすぐ一番に考えているはずなのですが、自分では気づけなかったところや、児童に言ってもらえなかったことを、結局は牧野先生が見抜いてしまう。そういう篠谷先生の焦りや嫉妬心は理解できます」とし、「学園モノの楽しさも医療的な面もある、見ごたえいっぱいのドラマになるはず。ぜひ楽しんでいただけたら」と笑顔で話した。

「気持ちを作って、言いたいことを伝えられたら」と意気込み

以下、森川のコメント全文。

――原作を読んだ感想は?

「とても面白かったです。原作の日生先生がすごくたくさんの取材を重ねて、そこからストーリーを生み出していらっしゃるので、それを実写化するのだから、先生の作られたストーリーを大事に、実写ならではの形で落とし込んでいけたらと思っています」

――森川さんが演じるのは小学校教師の篠谷先生。どんなキャラクターだと考えていますか?

「先生役は初めてではないのですが、こんなにしっかり自分のクラスを持つというのは初めてです。児童が話しかけやすい先生でありたいなと思うのですが、原作を読んでいると、実は児童に内面を打ち明けてもらえなかったり、空回りしているようなキャラクターが描かれているので、そういった部分も大事に演じていきたいです」

――篠谷先生に共感できるところ、もしくはどう演じたらいいか難しいところなどはありますか?

「篠谷先生は児童のことをまっすぐ一番に考えているはずなのですが、自分では気づけなかったところや、児童に言ってもらえなかったことを、結局は牧野先生が見抜いてしまう。そういうところに篠谷先生自身は、焦りや嫉妬心もあると思います。そういった気持ちや、自分も頑張って向き合ってきたはずなのに…という思いは理解できるので、その部分は丁寧にお芝居できたらと考えています」

――主人公の牧野先生は、口も態度も悪いぶっきらぼうな小児科医。そんな牧野先生と対立する役を演じるのはどんな思いですか?

「私自身は相手に怒ったり、大きい声で物申したりということを普段しないので新鮮です。ちゃんと篠谷先生の気持ちを作って、言いたいことを伝えられたらいいなと思います」

――主演の松下洸平さんとは初共演。松下さんは「篠谷先生とバチバチに対立したい」とおっしゃっていました。

「私はできるなら、穏便にとは思っていますが…牧野先生が対立したいと思ってるなら仕方ないですよね! 篠谷先生的には、『なんでそうなっちゃうの!? うまくやれるならうまくやりたいのに!』っていう気持ちだと思います(笑)」

――では最後に視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

「学園モノの楽しさを感じる瞬間もある一方で、医療的な面もあったり、見ごたえいっぱいのドラマになると思います。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです」

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