NHKの『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが4日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された『虎に翼』（月～土曜午前8時）の第113回では、原爆裁判で疲れ、悩む主人公・寅子（伊藤沙莉）のほか、百合（余貴美子）の認知症が進行し、星家である事件が起こる様子が描かれた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　この日の『虎に翼』第113回では、百合が、財布が無いと騒いだり、夕飯用に作ったシチューを捨ててしまうなど認知症が進行。その状況に優未（毎田暖乃）が動揺する中、のどか（尾碕真花）は、その場から逃れ、隠れてタバコを吸っていた。美大に進学したかったのどかは、自分の希望通りに進学せず英文科に進み、銀行に就職したが、お茶をいれるだけと自身の不満を吐き出した。その上、「これ以上、私に求めないでほしい」とも。優未はのどかの態度に不満が爆発し、のどかを蹴飛ばし、家を飛び出して行った。

『あさイチ』では、大吉が「結構、衝撃的な蹴りが入りましたね」と切り出すと、鈴木アナも「優未ちゃん、爆発しちゃった感じですかね」と反応。大吉は「『バカバカ』ぐらいで終わるのが普通のドラマ。女の子の蹴りはなかなか見ない」と驚いていた。

　その後、大吉は百合を演じる余に言及。「おばあちゃん、余さんの演技がすごくて。何日か前の卵焼きを食べるシーンぐらいからうわ～と思っていたけど。今日のあのシチューを捨てているとことか、鬼気迫るものがね。あの時代まだ、あんまり、ああなったらどうしようというのがなかったから」と語った。鈴木アナも「いろいろ大変です」と語った。