お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸が2日、月曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす！』（月～木曜午後11時30分）に出演。最も仲のいい先輩というロッチのコカドケンタロウがミシンにはまって仕事につなげ、今やインスタグラムのフォロワーもミシン関係者が多数を占め、10万人増加したと明かした。

“自信が持てないのに負けず嫌い”というリスナーから「みなさん（出演者）は仕事をする上で嫉妬する瞬間はある？」と質問された。「メッチャ似てるかも」という坪倉は、「“オレはオレだ”って言い聞かせる」と口にした。その後、「自分の（特別な）何かを探したいなとか思う」と話すと、46歳のコカドの例を挙げた。「40歳になったタイミングで趣味とかがないから、趣味を無理やり見つけようというか。元旦に今年はこれをやるって決めて、1年間やってみて合わなかったらやめるみたいな」とレアな手法を紹介。

　料理、ゴルフ、サーフィンはイマイチだったコカドだが、「2年ぐらい前に洋服、古着とか好きでミシンを始めて。そうしたら“これだ！”って」とフィットしたという。「いまミシンの仕事とか、裁縫の仕事が来てる。ミシン会社の方とかが、（コカドが）インスタライブとかで（ものを）作ってるところをやったりして、ミシン会社の人から『もし良かったら使ってください』とか。それが仕事につながって」と感心した。

「何年か前に乗っかって、オレも趣味ないから何か探せば良かったのかなとか（思う）」と話す一方、「（コカドは）ホントに好きでやってるから、つながっていくんだろうし。嫉妬じゃないけど、“ああすごいなぁ”と思って」とリスペクトを告白。第1号作品の小さいバッグももらった坪倉は「売ったりとかは興味ないんだって。欲しいとかいう人いたら作ろうとかいう」とコカドの方針を伝え、「去年の誕生日に“赤いパンツ欲しいです”って言ったら、赤いパンツ作ってくれた」と打ち明けた。逆に坪倉は、コカドの最近の誕生日にはトルソー（洋服をかける陳列用の胴体部分）を贈っているとした。

　コカドとの共演機会が多い安田大サーカス・クロちゃんは、フジテレビ『ネプリーグ』での話として「（コカドが）コメントとか失敗しないよう必死になって、最終的に活躍してないけど『良かった。きょうアホだとバレなくて逃げ切れた』って喜んでるから、何だ、この人と思って」と、坪倉の話とのギャップを口にした。

　それを受けた坪倉は「最近、好きなことやれればいいみたいな感じになってるから。『コントとミシンだけでいい』って」と暴露。コカドのインスタグラムのフォロワーは「ミシンやってる方ばっかになって、10万人以上増えて、去年（お笑いの）単独ライブをインスタライブで告知したら『えっ、コントもやるんですか』みたいな（ふうに言われたと）。逆転現象。ミシンがメインになっちゃってるから」と明かして笑わせた。