超特急、春ツアー追加公演も完走 歌とダンスと、一発芸合戦?と盛りだくさんで8号車大興奮

メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が28日に、神奈川・Kアリーナ横浜にて「BULLET TRAIN Spring tour 2024 “Rail is Beautiful”」の追加公演を開催した。

超特急が追加公演を含め、ツアーを完走(写真は27日の公演のもの)【写真:米山三郎、笹森健一】
超特急が追加公演を含め、ツアーを完走(写真は27日の公演のもの)【写真:米山三郎、笹森健一】

ツアーファイナルは神奈川・Kアリーナ横浜で開催

 メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が28日に、神奈川・Kアリーナ横浜にて「BULLET TRAIN Spring tour 2024 “Rail is Beautiful”」の追加公演を開催した。(取材・文=水谷賀奈子)

 本公演は、9か所15公演で行われたツアー「BULLET TRAIN Spring tour 2024 “Rail is Beautiful”」の追加公演として開催。曲ごとにセンターが変わる高いエンタテイメント性、驚きに満ちた自在なダンスフォーメーションに加えて、ファンとの一体感あふれるライブパフォーマンスが話題となり、チケットは全公演秒速で完売となった。

 この日の開演前の影ナレはリョウガが担当。ひととおりのアナウンスを終えると「8号車のみんな、楽しむ準備はできてるかい? 春ツアーファイナルだぞ!」と、スタート前から会場の温度を上昇させた。

 会場の照明が暗くなってしばらくすると、あわいパステルカラーのセットアップに身を包み、色とりどりの花が咲いた木を囲むようにして9人が登場。1曲目となる『Yell』とともにスクリーンにメンバーの1人ずつの顔が映し出されると、8号車(=超特急のファンの総称)からは歓声が。続く『シャンディ』では、先程のやわらかい笑顔からガラリと雰囲気が変わり、大人っぽさに力強さがあわさあった歌とダンスを披露した。

 センターステージへと移動したメンバーによる「みんなで最高の景色、作っていこうぜ!」「楽しんでいきましょう!」などのあおりと、曲の間に見せる9人の“わちゃわちゃ”で、歓声は一段と大きくなる。

 再びメインステージに9人がそろうと、「会いたかったですか?」「横浜きたぞー!」「チャラチャラしてますか?」「今日もごはんいっぱい食べてきましたか?」「こんばんやでー」と、順に個性あふれる“あいさつ”でファンとコミュニケーションを交わしていく。

『Rush Hour』では、メンバーが駅員や学生、サラリーマンなどに扮して登場。そんななか、ユーキは真っ赤なワンピースを着用して“Pretty Girl”に変身。そこからはお芝居も織り混ぜて楽曲を披露。ユーキとアロハの“恋の行方”を見守っていると、「本命の彼女がいるのに!」とショートヘアの女の子の姿をしたハルが登場し、三角関係が勃発するシーンも見られた。

 そして、全員が白を基調とした衣装に着替えると『Beautiful Chaser』『Thinking of You』などを、炎や鮮やかな映像を使ったダイナミックな演出でまたちがった一面を見せては8号車を魅了した。

ユーキがツアーの演出を、カイが衣装を担当した(写真は27日の公演のもの)【写真:米山三郎、笹森健一】
ユーキがツアーの演出を、カイが衣装を担当した(写真は27日の公演のもの)【写真:米山三郎、笹森健一】

MCでは一発芸を披露も

 MCタイムに入ると、ユーキがツアーの演出を、カイが衣装を担当しているという話題に。カイは「ユーキさんが演出やメッセージをセットリストに込めてくれているので、それを衣装を通して届けられるように考えました。白い衣装も、曲にリンクした衣装になっています」と明かし、ユーキも「想像を膨らませていただいて……」と続けた。

 また、前半戦のユーキの一発芸コーナーの話題から、次回はハルがコーナーを担当するという流れと思いきや……。タクヤがお手本を見せることに。タクヤがステージの中央に立つと、釣りをするジェスチャーを見せ、『ビッグフィッシュ!』と全力で飛び上がる一発芸を披露。続くハルが顔芸(?)を、マサヒロがショートコント「重量挙げ」を、アロハが股を大きく開く一発芸を披露し、会場は笑いの渦に包まれた。

 後半戦は、ボーカルのタカシ・シューヤによる『Holtasoley』でスタート。そして、先ほどとは真逆の黒一色にまとめられた衣装をまとった9人がそろうと、『Steal a Kiss』『Body Rock』などのダンスナンバーを披露。花火やレーザー照明を使った演出に加えて、ダンスとともにカメラ目線で見せる鋭い表情で8号車の視線を独占した。

 さらに、メンバーカラーのジャケットをはおっては笑顔を見せると『Call My Name』『My Buddy』などを歌唱。8号車とのコール&レスポンスも見られ、会場は一つになったところで、ライブはラストスパートへ。『SAY NO』『Burn!』ではメンバーがステージから客席へと降りていき、より近い場所で8号車との時間をともにした。

 最後に、ユーキは「今日こうして、ツアーファイナルを迎えられたこと、心から感謝しています。不安とかそういう感情は一切なくて、9人と8号車とスタッフ9号車のみなさんと、こうして(ファイナルを)迎えられてうれしいです! 毎回最高を更新しているんだよ! まだまだ夢をつかんでいきます! その気持ちを込めて……」と『gr8est journey』を披露し、本編は幕を閉じた。

次のページへ (2/2) 【写真】チケットも即完の27日公演の超特急ライブの貴重なアザーカット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください