漫才コンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が27日、火曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）に生出演。米の品薄状況が続く“令和の米騒動”についてコメントした。番組では、大阪府の吉村洋文知事が政府に備蓄米の放出を要請したが、坂本哲志農水相が慎重な姿勢を示したとした。

　進行を務める同局の藤本景子アナウンサーは、9月中旬に新米が出回ると伝えつつ、「いまもし、お米が家庭に少ないとなった場合、9月中旬までのお米をどうするのか。まだ給食も始まってない。お弁当もいる、昼ご飯もいる、朝昼晩のね、ウチなんかで言うと、8月は思ったよりお米の消費量が早くって、家族の分が。いまちょうどなくって、大阪なんかもなかなかないので」と自身の切実な状況を明かし、「先週、実家の山口に帰ったんですけど。山口だったらあるかなと思ったら、山口もなかったんですよ」と“米不足”は都市部だけではないと説明。

　MCの青木源太アナウンサーも「私もね、このニュースが家族で話題になったとき、“でも、僕はふるさと納税の定期便でもう（米を）予約してあるから大丈夫”って胸張ったんですけど、先日、連絡が来て“定期便も遅れる”と」と告白。「ええ」と驚きの声が上がる中、「もうそろそろなくなりそうで困ってるんですよ」と打ち明けた。

　藤本アナは「日本人は“コメ離れ”なんて言ってましたけど、今回、こうなるとやっぱり米って大事だなって吉田さん、思いましたよね」と問いかけ。吉田は「だから、やっぱり米派、パン派あって、パン派の人が増えてきてて、売り上げにもならないからって米作る人、実際減ったと思うんで」と前置きし、「パン派の人には大いに反省していただきたい」と独自見解を示して笑わせた。

　青木アナは「スーパーにお米がないときの言い知れぬ不安感ってありますよね、日本人として」と思いを吐露していた。