元日向坂46・宮田愛萌、元乃木坂46高山一実に刺激 先輩アイドルよりも作家として「影響を受けた」
元日向坂46の宮田愛萌が9日、都内で新刊「春、出逢い」(講談社)の発売記念イベントを開催。報道陣の取材に応じた。
新刊「春、出逢い」の発売記念イベント
元日向坂46の宮田愛萌が9日、都内で新刊「春、出逢い」(講談社)の発売記念イベントを開催。報道陣の取材に応じた。
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自身3冊目となる小説「春、出逢い」は、短歌甲子園に情熱を注ぐ高校生を描いた青春譚となる。前作「あやふやで、不確かな」を上梓後、次回作を構想中「思い浮かんだのが青春ものだった」と宮田。
「青春なら部活だろ! と思った。私はもともと短歌が好きで、短歌研究員という肩書きも持っている。その中で高校生の短歌甲子園があると知った。去年の夏に打ち合わせがあり、調べたら『来月短歌甲子園というものがある』と知り、びゅんと行きました。実際に高校生にお話を聞いたり、大会の様子を見たりして、本当にすごいなって。もっとみなさんに短歌を楽しんでほしいと感じ、小説を書こうと思いました」と語った。
作中に登場する短歌も、宮田自身が手掛けており「ほぼ自分で書いています。いくつか友人たちにも作ってもらいましたが、それを後で私がキャラっぽく直して使っている。そこにぜひ注目してほしい」と読みどころをアピール。「いろんな方に読んでほしいけど、若い世代に読んでもらって『文芸部に入ろうかな』『短歌甲子園に出たいな』と思ってもらえたら、うれしいです」と呼びかけた。
同じ坂道グループの先輩にあたる、元乃木坂46の高山一実も作家として活動中。高山の小説デビュー作である「トラペジウム」はアニメ映画化され、話題を集めた。宮田は「高山さんは先輩アイドルよりは作家という感じになりますが、『トラペジウム』が発売されたとき読みました。女の子のきらめきの書き方がすごくて。そういうきらめきを私も書きたいなって思った。そこは影響を受けた、というのではないかなと思う」と刺激を受けたと明かした。