お笑いコンビ・かまいたちが24日、MCを務めるABCテレビ『これ余談なんですけど…』（水曜午後11時10分）に出演。ゲストの元オセロ・松嶋尚美、EXIT・りんたろー。と“芸人になってかなわないと思った相手”についてトークした。

　濱家隆一から質問された松嶋は「JUDY AND MARYのYUKIちゃん。めっちゃ歌うまいし、かなわん」とボケで返すと、相方・山内健司はあきれながら「おばさん、おばさん。YUKIちゃんじゃないんですよ。お笑い芸人で」と指摘。恐れを知らない相方に濱家がビビる中、松嶋は「お笑い芸人はオセロ、ダントツやったから。あの世代ではね」と自画自賛した。

　りんたろー。は「ダイタク、スパイクとかは完成した状態で入ってきたんで。“ここでやってくのは厳しいかな”と思って、やめようかなって思ったときにかねちー（兼近）と出会ったんです」と明かした。濱家は「オレもだいぶ調子に乗って（芸人の世界へ）入ったタイプやから」と前置きすると、「一番最初に天竺鼠見たとき、足震えたもん」と告白。「“え？　え？　え？　え？　理解追いつかへんけど、おもろすぎる”みたいな。“ニュアンスでおもろいって何”みたいな。何でウケてるかわかってへんかったもん」と意識したライバルについて触れた。

　また、「親が応援できない子どもの将来の夢」1位が「YouTuber」を抑えて、「お笑い芸人」だったことが話題となった。理由には「売れる可能性が少ないから」などが挙げられた。山内は、濱家と共通して「子どもがお笑い芸人になるのは反対派」と明かした上で、松嶋に尋ねた。松嶋は「反対やけど、大体、親の背中見るやん。医者は医者、政治家は政治家、同じ職業するから、子どもは親と」と持論を展開。山内から「じゃあ、お笑い芸人になるっていっても、まあ」と言われると、「覚悟はしてる」と打ち明けた。「ええ～」という声が飛ぶ中、「一切、応援はせんよ。だって全然、私は興味のない職業やから。子どもがするにあたって」と対応も決めているとした。

　濱家は「僕はアカンって言いますね。まずはアカンっていう」と宣言。りんたろー。が「でも、パパやってるじゃん」と言い、松嶋も「そうやん。それズルない」と続いた。濱家は「（パパは）まぐれやから。ラッキーやから。絶対に仕事なんか増えへんから、やめろって言いますね」と理由を説明。山内も「パパは奇跡の人やから（と言う）」とした。

　りんたろー。も「周りにおもろいのに売れてない人が多すぎないですか」と“現実”に言及。オススメできない理由を「運要素が強すぎる」とした。濱家も「いつ売れてもおかしない」と思っていたという、おいでやす小田の遅いブレークを例示。山内が「小田さんが売れたのも奇跡。たまたまやで」というと、濱家が「お前が言うのは失礼やろ」とつっこんだ。