松坂桃李、霊的な存在「割と信じるタイプ」 加賀恭一郎シリーズ再び参加で喜び
俳優の松坂桃李が24日、都内で行われたAmazon オーディブル『誰かが私を殺した』完成披露プレス発表会に寺島しのぶ、逢田梨香子、高橋克典とともに参加した。
「天から誰かが見守っている」
俳優の松坂桃李が24日、都内で行われたAmazon オーディブル『誰かが私を殺した』完成披露プレス発表会に寺島しのぶ、逢田梨香子、高橋克典とともに参加した。
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『誰かが私を殺した』は、東野圭吾氏による人気ミステリー、加賀恭一郎シリーズの13作目となる最新作。東野氏がオーディブルのためだけに書き上げた完全オリジナルとなる。東野氏の作品がオーディオブック化されるのは、初めてとなる。
松坂は、加賀恭一郎シリーズを原作とした2012年公開の映画『麒麟の翼』に出演しており、「デビューして間もない頃に出演させてもらった。時間を経て、加賀さんのシリーズに参加させてもらうのは本当に光栄」と喜び。今回は殺された国重塔子の息子・辰真を演じているが、「自分の声が邪魔してしまわないか、と。僕の声でイメージ1つに集約されてしまうのが怖い部分はあった。ナレーションのお仕事とはまた違う。加賀さんと対面している空気感を想像しながら声を入れさせていただきました」と収録を回想した。
本作は殺された国重塔子(演:寺島)のナレーションによって物語が進んでいく。司会者から「塔子さんに見守られているという展開。普段“誰かに見られている”というのはどんな感じがするか?」と聞かれると、松坂は「霊的な? そういうものは割と信じるタイプ。天から誰かが見守っているというのは、意外と信じるタイプなんです」と回答。「今回のお話もスッと入ってきた。自分ももしかしたら、そういうことがあったかもなって気がします」と語った。
この日、会場では寺島が朗読したパートを登壇者で聴くコーナーがあった。聴き終えた松坂は「オーディブルは何か作業しながら聴く方もいるけど、手止まりますよ。これは止まりますよ。早く続きが気になりますね」と圧倒された様子。高橋も「寝る前に聞きたくない。先が楽しみで寝たくなくなる」と寺島の引き込ませる力に驚いていた。
本作は7月24日より配信スタート。