お笑い芸人の今田耕司が10日、TOKYO FMホールで行われた、消防団入団促進広報プロジェクト「あなたの街で消防団やりませんか？」メディア発表イベントに登壇した。

　総務省消防庁は、地域防災力の中核として重要な役割を果たしている消防団への入団を促進するための広報活動として、全国10か所を巡る広報イベントツアーを実施。今田は昨年から、消防団の入団促進サポーターとして結成された「今田消防団」の団長として活動しており、イベントには、俳優の森迫永依、銀シャリら団員に加え、応援タレントのCOWCOW、マユリカ、紅しょうが、各地域で消防団員としても活動する住みます芸人も登壇した。

　オリジナルの制服を着て登場した今田は、今田消防団としての活動を振り返り、「この活動をするまで、消防団の皆さんの活動をちゃんと知らなかった。実際に消火したり、応急手当をしたり、勉強になりました」と消防団員をリスペクト。紅しょうがの稲田美紀が「今田さんが消防団ということを知らなかった」と驚くと、今田は「このイベントには消防団として来ている。芸人魂は四ツ谷に置いてきたから」と胸を張った。

「今後、消防団員に推薦したい芸人は？」という質問には、「マユリカはぜひ入っていただきたい」と即答。「吉本の配信王で、ものすごい人気。是非、広報としてアピールしていただきたい」とラブコールを送ると、阪本は「否定できないくらい配信売れるので」と堂々と答えた。

　今田消防団結成後の私生活での変化を聞かれると、「以前は注目していなかったのですが、自身のマンション内の消火器の位置を見るようになりました。意識が高まっています」と回答。「吉本芸人が全国で消防団を紹介します。地元の消防団を知っていただいて、興味がある方は気軽に入って、一緒に活動しましょう」とメッセージを送っていた。