NHKの『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉の大吉が17日、この日放送された連続テレビ小説『虎に翼』の第56回をふまえ、恒例の朝ドラ受けを展開する形で番組をスタートした。ところが、所用で休みの鈴木奈穂子アナの代わりに近藤泰郎アナウンサーが出演したことでいつもと少し違う雰囲気に。大吉が近藤アナは魔法をかけられた鈴木アナだと紹介したのだ。これがゲストにも影響を及ぼす形となった。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　この日放送された『虎に翼』では、寅子（伊藤沙莉）が東京家庭裁判所の判事補に任命され、その後、よね（土居志央梨）、轟（戸塚純貴）と再会する場面が描かれた。

『あさイチ』では、大吉が「いや、再会しましたね」と、寅子とよねの再会に感慨深げに触れた。その後、近藤アナが「よねさんと轟さん、あそこでまた一緒になれたというのが……」と語ると、大吉は「鈴木さん？　あれ？」と驚いた表情をみせた。すると近藤アナが「鈴木……鈴木ではないです」と説明。大吉は「週末、鈴木さんが悪い魔法使いに魔法をかけられまして、しばらくは泰郎さんの姿に変えられていまして」と語った。近藤アナが「鈴木さんも好んでこうはならないと思います」と言うと華丸が「悪い魔法使いだから」とフォローしていた。鈴木アナについてはその後、大吉が「所用で」と言うと、近藤アナが「お休みということで」と説明した。

　ゲストはガレッジセールのゴリと野々村友紀子さん。ゴリは「僕自身もちょっと木村拓哉さんが魔法でこうなりました。元は木村拓哉さん」とあいさつ。華丸がゲストの方に向かって「シルベスター・スタローン」と声をかけると、野々村さんは「私？　魔法でね。スタローンにちょっと魔法でなってます」と番組を盛り上げていた。華丸は大吉に「何言ってるの」と怒られていた。