アンジュルム佐々木莉佳子、卒業後の具体的な活動は明言せずも「表舞台からは消えない」
アンジュルムの佐々木莉佳子が7日、都内で行われた卒業記念フォトブック『girasol(ヒラソル)』(小学館)の発売記念記者会見に出席した。
卒業記念フォトブック『girasol』の発売記念記者会見に出席
アンジュルムの佐々木莉佳子が7日、都内で行われた卒業記念フォトブック『girasol(ヒラソル)』(小学館)の発売記念記者会見に出席した。
19日に横浜アリーナで開催される『ANGERME CONCERT 2024 SECRET SECRET 佐々木莉佳子FINAL「愛情の世界へ、君もおいでよ」』をもってグループ及びハロー!プロジェクトを卒業する佐々木は、現在の心境を尋ねられると「正直、まだ本当に卒業するのかなとふわふわした感覚」と吐露し、自身よりも周りの人たちが卒業を実感しているようで「その気持ちをみなさん言葉で伝えてくださるので、私もそろそろなんだなと思っています」とにっこり。
加えて、卒業を決めた後に改めて置かれていた環境にありがたみを感じたそうで「人って生きていると当たり前のことができてくると思うんですけど、私もこの世界に入って10年くらいたつので、当たり前になってしまっていた部分もあったんですけど、幸せな当たり前が手を伸ばせばすぐそこにあって、そういう環境でいられたことが幸せだったなと、最近気づかされることもありました」としみじみと語り、「最後にツアーで(出身地の)気仙沼に行かせていただいたり、自分のやりたいことを最後の最後にかなえてくださるこの環境がすごくうれしくて、最後を大切にしてくださることに感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。
また、卒業後の活動について聞かれた佐々木は「私って、言っちゃったら生きにくくなるんですよ。1つのことに絞るのが苦手なんですけど、いろんな自分になるのは得意なので、いろんな自分になりたいなと思います」と曖昧な答えをし、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーも佐々木の進路について気にしていたと耳にすると「今の答えじゃダメですね(笑)」と苦笑しつつ、「人生って流れがあるじゃないですか。流れに乗っていたらこれになっていたというのがあると思うんですけど、私もそういうことを繰り返していろんな私になれるんだなという発見がたくさんあったので、これからも人生の波に乗っていろんな自分になれたらいいなと思います。私ってここでしか生きていけないと思うので表舞台からは消えないと思います。アイドルという肩書きがなくなるだけであって、存在的には変わらないでいたいなと思います」と吐露した。
本書は“まだ誰も知らない佐々木莉佳子”をテーマに、まるで一緒に1日を過ごしているかのような気分になる親密さあふれるビジュアルページに加え、メンバーと過ごすリラックスした素顔を垣間見られるグループ卒業までの裏側ドキュメント、これまでの人生を振り返るロングインタビューなどで、その知られざる内面にも迫る。