ファミリーレストラン「サイゼリヤ」の人気メニューを自宅で再現した投稿が話題になっている。作ってみた感想は「サイゼリヤは神」。投稿したカエルの赤ちゃん(肥満)（@otama_jakuson_）さんに詳しい話を聞いた。

「お家サイゼリヤを開催して思ったことはあの値段であのクオリティを提供するサイゼリヤは神」

　4月2日、カエルの赤ちゃんさんがXに投稿すると、「なにこれ、こっちの方が100倍美味しそう、すごい！」「同意しかない」「小エビのサラダ美味しそうすぎる」「ラムチョップについてる、そのっ、あのっ、粉、ｺﾅ、ｺﾅを、お粉の配合が知りたいです」「サイゼ、美味しいですけどね。高校までとか意味わからん。何歳になっても行き続けます」など多くの声が寄せられた。

　カエルの赤ちゃんさんが作ったメニューは、サイゼリヤのメニューをまねたもの。ラムチョップ、カプレーゼ、小エビのカクテルサラダの3品をそろえた。見た目も食材も“高級サイゼ”といったところだ。

　サイゼリヤのメニューは年々変化し、また地域によっても異なる。ただ、ラム肉などは継続的に料理を変えて提供されている。

　現行の都内店との比較では、アロスティチーニと呼ばれるラム肉の串焼き（税込み400円）、モッツァレラトマト（280円）、小エビのカクテル（280円）が当てはまる。3品合わせても960円と破格だ。

　今回、メニューを再現したのは、「ご飯を作るのが好きでたまたま材料がそろっていたからです！」と説明。狙って材料をそろえたわけではなく、たまたまそこにあった食材を調理した。見た目も美しく、レストランのような仕上がりだ。思わず食欲をそそる。プロの料理人としての経験や資格などはなく、料理は趣味だという。

　気になる総材料費については、「正直お肉とトマトがもらい物でして…おそらく材料原価は合計2500円（お肉とトマトは想定です）くらいかと思います」。それでも作ってみてサイゼリヤのコストパフォーマンスの高さ、味のすばらしさを実感した。

　思わぬ形で注目を集めたカエルの赤ちゃんさんは、改めて、「低コストの理由は企業努力かと思います。ただ、聞いたことあるのは外国で利益がでてるから日本では赤字ぎりぎりで還元してるとか…」と敬意を払いつつ、反響の大きさに感謝。

「ありがとうございますー!!」と声高々に締めくくった。