朝ドラ『らんまん』が橋田賞で“3冠” テレ朝・大下容子アナも受賞…「大賞」は該当なし
日本人の心や人と人の触れ合いを温かく取り上げるなど放送業界に貢献した番組、スタッフ、俳優に贈られる「第32回橋田賞」(橋田文化財団主催)の発表が31日付で行われ、テレビ朝日の大下容子アナウンサーが橋田賞を受賞した。報道・情報番組に長年携わり、常に公正な姿勢で自身の名を冠した番組のメインキャスターを務めるとともに、バラエティーや特別番組にも出演し、放送業界に貢献してきたことが評価された。
『らんまん』浜辺美波&『ブギウギ』趣里が新人賞
日本人の心や人と人の触れ合いを温かく取り上げるなど放送業界に貢献した番組、スタッフ、俳優に贈られる「第32回橋田賞」(橋田文化財団主催)の発表が31日付で行われ、テレビ朝日の大下容子アナウンサーが橋田賞を受賞した。報道・情報番組に長年携わり、常に公正な姿勢で自身の名を冠した番組のメインキャスターを務めるとともに、バラエティーや特別番組にも出演し、放送業界に貢献してきたことが評価された。
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また、NHKの連続テレビ小説『らんまん』と主演を務めた俳優・神木隆之介も橋田賞を受賞。『らんまん』についてはヒロインを務めた浜辺美波も橋田賞新人賞を受賞した。なお橋田賞大賞は該当なしだった。
【橋田賞大賞】
該当なし
【橋田賞】
『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)
(緻密に練られた伏線と、軽妙なセリフの会話劇で、ドラマの面白さを再認識させた。俳優陣の演技も見事で、視聴者から熱い共感を呼ぶドラマに仕上がっていた)
『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』(TBS)
(大切な人を失い、心を閉ざして生きていた青年が、人との出会いで人生に前向きになることができるという温かいテーマは、テレビドラマの原点を思い起こさせた)
連続テレビ小説『らんまん』(NHK)
(植物学者・牧野富太郎をモデルとした主人公とその妻の波乱万丈の生涯と、その周りに
集まる人々を丁寧に描き、多くの人の心を動かした)
相葉雅紀
(『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』と『今日からヒットマン』(テレビ朝日)での熱演と、音楽番組やバラエティー番組での幅広い活躍を評価)
神木隆之介
(『らんまん』での植物学者・牧野富太郎をモデルとした魅力的な主人公の造形が見事。その演技力および長年の功績に)
北川景子
(大河ドラマ『どうする家康』(NHK)でお市とその娘茶々の2役を見事に演じ分けた演技力、また『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ)で見せた演技の幅広さ)
バカリズム
(『ブラッシュアップライフ』でのアイデアにあふれたオリジナル脚本が見事)
大下容子アナウンサー
(報道・情報番組に長年携わり、常に公正な姿勢で自身の名を冠した番組のメインキャスターを務めると共に、バラエティーや特別番組へも出演し、放送業界へ貢献)
【橋田賞新人賞】
浜辺美波
(『らんまん』で主人公の妻を健気に凛々しく演じ、明治の女性を青年から壮年期まで好演)
趣里
(NHKの連続テレビ小説『ブギウギ』で体当たりの演技。歌も踊りも一生懸命に演じている姿は視聴者に感動を与えた)
【橋田賞特別賞】
井上順
(音楽、ドラマ、バラエティーと、さまざまな分野で芸能活動を精力的にこなし、長年放送業界に貢献)
【野村昭子賞】
大方斐紗子
(長年、放送業界で幅広く活躍。バイプレーヤーとして映像作品には欠かせない存在)
【令和5年度橋田賞新人脚本賞】
入選作は長編、短編とも該当なし
佳作
『嘘つきリーさん』安達あづさ
『あなたに花が咲くように』平木健典
『ニンベンに憂う』三谷武史