俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある！』（金曜午後10時）の第4話が16日に放送された。『セーラー服を脱がさないで』の歌唱シーンが話題となっている。

　同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　令和のテレビ局でカウンセラーとして働く市郎のもとに、渚（仲里依紗）と共に第3話にも登場したプロデューサー・栗田一也（山本耕史）が訪れ、懐メロを特集しようとしたが「コンプラ的にアウトな歌詞ばっかり」だと相談を持ちかけられた。そこで、実際にカラオケで検証。しかし、島津ゆたかの『ホテル』や沢田研二の『カサブランカ・ダンディ』に「モラハラ男とストーカー女の不倫ソングじゃん」「もうこれパワハラっていうかDVじゃん」と“コンプラ違反”が指摘された。

　さらに、石川ひとみの『まちぶせ』でも「重い」と指摘が入った。そこで、市郎のリクエストでおニャン子クラブの『セーラー服を脱がさないで』を女性陣が歌唱。すると市郎は「いや～けしからん！　さすが秋元（康）どうかしてるね」と上機嫌だったが、渚は「コンプラとかもはや言う気にもならない」と頭を抱えていた。栗田は「しかも秋元さんいまだヒットメーカーですよ」と言うと、市郎は「ホントに!?　地獄におちるぜ」と驚いていた。

　この様子にSNSでは、「『おばん』はダメだな しかもエロいし」「秋元康に喧嘩ふっかけるスタイルよき」「時代に合わせて曲作ってる秋元さん天才w」「改めてセーラー服を脱がさないでの歌詞キモいな～昭和ってやばいな～と思った」「『秋元康地獄に落ちるぜ』めっちゃ笑った」の声が上がっていた。