【光る君へ】ファーストサマーウイカ、SPトークショー参加 清少納言に共感「わかるわ~と」
俳優で歌手のファーストサマーウイカが30日、清少納言(ききょう)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のスタートを記念し、滋賀県大津市でスペシャルトークショーを開催した。ウイカは今作が大河ドラマ初出演となる。
滋賀県大津市で開催
俳優で歌手のファーストサマーウイカが30日、清少納言(ききょう)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のスタートを記念し、滋賀県大津市でスペシャルトークショーを開催した。ウイカは今作が大河ドラマ初出演となる。
本作の舞台は平安中期。世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描き、きらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生を大石静氏の脚本で紡ぐ。
スペシャルトークショーは終始、笑いの絶えないにぎやかな雰囲気に包まれる中、終了した。このたび、ウイカと制作統括でチーフ・プロデューサーの内田ゆき氏のコメントが届いた。
以下、コメント全文。
○ファーストサマーウイカ
「(視聴者の)みなさんがドラマの名シーンを絵に描いてくださっている『光る君絵』というハッシュタグのSNSの投稿を見つけまして、それがとても素敵なんです。投稿を見て新たな楽しみ方ができました。大河ドラマはこうしてみんなで一緒に作っていく部分もあるんだなと(自分が登場する前から)すでに興奮しています。文学の世界の中で二大巨頭である紫式部と清少納言。その清少納言を自分が演じると聞いて、とても驚きました。
彼女を演じる責任も感じましたが、『枕草子』を読んだり、歴史を学んだりするなかで、『わかるわ~』と共感できるところが多い女性だと気づき、そこが自分とリンクしたのだと思いながら演じています。今後、ドラマではかなりキャラクターの強い女性の方がまだまだ控えております。その人間模様も楽しみつつ、作品を支える美術や衣装など、細かなところまで何度でもかみしめることができる作品なので、放送を見ていただいて、録画でもNHKプラスでも、じっくりゆっくり見ていただけたらと思います。そして、ききょうもよろしくお願いします」
○内田ゆき氏
「おかげさまで沢山の応援のお声をいただいています。平安時代って少しとっつきにくい印象があるのかなと思っていたのですが、『待ってました!』という声をいただけるのが本当にありがたい気持ちでいます。ファーストサマーウイカさんはお目にかかったときに、パッと明るくて自分を表現したいというパワーを感じました。それがわかりやすい形で表に出るのが、まひろ(紫式部)とは違うききょう(清少納言)の特色なのかなと思っています。この先、定子に仕えるききょうと彰子に仕えるまひろ、その立場の違いもドラマの中では大事なところで、文学のみならず二人の生き方の違いもぜひ注目していただきたいです。ドラマはこれからまひろと藤原道長との関係性、そして平安貴族たちによる政治闘争など見どころが沢山あります。ききょうもまもなく登場しますので、ぜひご覧いただければと思います」