漫才コンビ・トミーズが13日、MBS『せやねん！』（土曜午前9時25分）に出演。週刊文春の性行為強要疑惑報道を受けて裁判に注力するとして活動休止を発表したダウンタウンの松本人志についてコメントした。

　トミーズとダウンタウンはNSC1期生の同期。文春で名前の挙がったたむらけんじが女性との飲み会があったことを明言したが、トミーズ雅は「時代が変わった。オレらが入ったときと違うのよ。僕らホントに春団治の歌を目標に入ったのよ」と厳しい表情。ボクシングで4階級制覇した井上尚弥選手、米大リーグでドジャースへ移籍した大谷翔平選手を挙げて「今の子は絶対ないと思う。ボクシングをやる動機と野球をやる動機と僕ら世代は違うのよ。ただ。それは時代とともに変えていかないかんけど」と松本の同世代として、モテたい願望が根底にあるとした。

　相方のトミーズ健は「（白黒）決まってないのに、僕らの仕事は全部レギュラーやめなあかん」と嘆いた。雅が「スポンサーがいてて成り立つから」と話したが、「そんなことは分かってんねん。何も決まってない人間が（活動を）辞めなあかんのか。こんな商売あんのかな。不公平感ある」と私見を続けた。

　松本のレギュラー番組（コンビ3番組、個人4番組）についても話題が上がった。チュートリアル・徳井義実、アキナ・秋山賢太らは松本が審査員を務める『M-1グランプリ』などを危ぐしたが、雅は「（松本不在でも）できるよ」と断言。「『水曜日のダウンタウン』に東野（幸治か）おってもおかしないもん。『ダウンタウンDX』に今田（耕司）がおってみ。いけるよ。『（人志松本の）酒のツマミ（になる話）』なんかとくにいける。あれ（千鳥）大悟でいける」と思い浮かべた。雅は「（松本は）天才やから。みんなが認めなしゃあないくらいお笑いのセンスを持った人やから。同期としては（活動休止は）本当にに悲しいことやけど、たぶん世の中はずーーっと（平常通り）続いていくと思う」と見解を披露した。

　裁判について、一審判決までに2年、控訴判決までに3～4年という見方が示される中、雅は「示談というのもある？」と中村映利子弁護士に質問。中村弁護士は「訴訟前に示談するケースもありますし、裁判をしている中で和解手続きという意味で、内容としては示談と一緒ですけど、『こういう金額で終わっとこうよ』っていうようなことで終わるようなことはあります」とした。