お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が当面の間活動を休止することを8日、所属する吉本興業が発表した。発表後、松本自身もSNSを更新し「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と投稿。ネット上で大きな話題になっている。

　松本を巡っては、昨年末に週刊文春が8年前の性的行為疑惑を報道。松本サイドはこれを全面否定している。

　真っ向から対決するようだ。この日、吉本興業は「当社所属タレント 松本人志（以下、松本）につきまして、以下の通り、ご報告いたします」と文書を発表。

「はじめに、昨年12月27日以降の様々な報道により、関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けし、また、いつも応援してくださっている皆様に対し、大変なご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、以下のように報告した。

「同日発売の週刊誌に掲載された記事に対する当社の認識は、既にコメントを出しているとおりでございます。しかしながら、その後、当社及び松本だけでなく、お取引先を含めた関係者の皆様に対しても問い合わせ等が相次ぎ、松本のテレビ出演を巡る記事が度々掲載されるなどしておりますところ、このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました

　そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」

　直後にXで更新された松本の「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」の投稿は瞬く間に拡散。投稿から約30分で660万を超える表示をされており、「いいね！」は16万、リポストは3万超と拡散のされ方は桁外れに。8日午後8時現在、日本のトレンドの2位には「活動休止」、3位には「事実無根」、7位には「ワイドナショー」と松本の発表の関連ワードが並んでいる。

　突然の発表にSNS上では「松ちゃんのこと信じてます」「まっちゃん辞めたらテレビ捨てるわ」「一石を投じて欲しい」「生の声を聞きたい！」「事実無根だと証明して早く復帰してください！」「必ず勝ってほしい」などの声が8000件以上寄せられている。批判コメントよりも応援コメントが多いのが現状だ。

　高須クリニックの高須克弥氏は「松ちゃんが戻って来たらワイドナショーのスポンサーに復帰します。YES!」とつづっている。