なにわ男子の道枝駿佑が主演し、23日からスタートするテレビ朝日系連続ドラマ『マルス－ゼロの革命－』（火曜午後9時）のメインビジュアルが、1日に解禁となった。

　同作は2019年の日本テレビ系『3年A組－今から皆さんは、人質です－』などで知られる脚本家・武藤将吾氏が手掛けたオリジナルドラマ。道枝演じる謎多きカリスマ転校生・美島零（みしま・ぜろ）と落ちこぼれの高校生たちが、大人社会に反旗を翻していく物語。道枝にとってゴールデン帯ドラマ初主演。人生初の金髪で役に挑む。落ちこぼれ高校生たちは、零に導かれ【マルス】という動画集団を結成し、革命を起こしていく。

　解禁となったメインビジュアルは、金髪に白の学ランを身にまとった零（道枝）を中央に、背後には板垣李光人、吉川愛、井上祐貴、横田真悠、山時聡真、泉澤祐希らが演じる【マルス】メンバーが集結。不敵な笑みを浮かべる零と、決意に満ちた表情を見せる【マルス】メンバーの背後には、作品の象徴でもある“オオカミ”が力強く咆哮（ほうこう）する姿が見える。

　メインビジュアルのデザインを手掛けたのは、アート・ディレクターの國津隼人（アンクル）で、「インパクトを重視した」という。「デザインアイデアを考え始めた当初、本作ならではのシンボル的なものを取り入れたいと考えていたのですが、軍神マルスを調べている過程で彼の“聖獣”がオオカミだと知り、番組タイトル／由来との親和性、そしてインパクトを担うデザイン要素としてもピッタリだと思い、ビジュアルのメインモチーフとして採用しました」と制作の過程を明かした。

「また近年のドラマビジュアルは、配信サイト内でサムネイルとして目立つことも求められるのですが、どのコンテンツもそれを意識したカラフルな多色使いが多く、逆に色数が控えめな方が埋もれずに目立つこともあり、そのあたりも気にかけた仕上がりになっています」と、細部に込められたこだわりも語っている。