鈴鹿央士、1月期テレ東ドラマで主演 テーマは「闇バイト」事件…山本舞香と初共演
俳優の鈴鹿央士が来年1月5日スタートのテレ東連続ドラマ『闇バイト家族』(深夜24時12分)に主演することが5日、発表された。
来年1月スタート『闇バイト家族』「想像するだけでワクワクしました」
俳優の鈴鹿央士が来年1月5日スタートのテレ東連続ドラマ『闇バイト家族』(深夜24時12分)に主演することが5日、発表された。
「初恋ざらり」「きのう何食べた?season2」など数々の話題作を放送してきたドラマ24の枠で1月期に放送されるのは、完全オリジナル作品。2023年の流行語大賞にノミネートされるほど、世間を騒がせた「闇バイト」事件をテーマにしながらも、人生を踏み外した5人の老若男女がニセ家族を演じながら、人生の再起を図るスリリングでユーモア満載の痛快エンターテインメント。
とある閑静な住宅街の一軒家。そこにはそれぞれの事情で、同じ「闇バイト」に応募した5人が空き巣に入ろうと右往左往していた。見るからに慣れていないその素人窃盗集団は、目当ての金庫を開けようとするもあと一歩のところで失敗。危機一髪、バンに乗り込み発車して逃げようとするが、なんと、今度は人をひいてしまう!? ひき逃げを謎の男に目撃された5人は、「闇バイト家族」として家族のフリをしながら闇バイトをするように脅される。空き巣、運び屋、受け子……次から次へ闇バイトを繰り返す彼らは、果たして、ドン底人生からはい上がることができるのか。そして彼らに指令を出す、黒幕の意外な正体とは。
本作で主演を務めるのは、現在は『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日)にも出演し、『silent』(フジテレビ)など数々の話題作で好演をしている鈴鹿。人生で問題に直面したらいつも逃げてきたことで、逃げ足の早さだけが取り柄の闇バイト家族の長男・田中颯斗として、これまでとは一味違った役を演じる。
そしてドSな発言の強気美女、人には言えない事情を抱えるワケありヒロインで闇バイト家族の長女・久保美咲役にはドラマ、映画、モデルなど幅広い活躍を魅せる山本舞香に決定。鈴鹿と山本は本作が初共演となる。
そして、根は感動しやすいお人好しだが女性とお金にだらしないため借金がかさみ、家族から絶縁された闇バイト家族の父親・小川健三役には、光石研。惚れた男のために勤務先のお金を横領してしまった過去を持つ、無類の韓国ドラマ好きの母親・原佳苗役に麻生祐未。普段はボーっとしていてほとんど口を開かないが、実は伝説の空き巣、祖父・栗林徹役には綾田俊樹。豪華な演技派俳優陣が脇を固める。
そして制作陣は、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほん二人暮らし』(NHK)、『バイプレイヤーズ』(テレ東)など、独特のユーモアが人気のふじきみつ彦と、『サンクチュアリー聖域―』(Netflix)で注目を集める金沢知樹が脚本を務め、映画『ケンとカズ』、『辰巳』などノワール映画で多くのファンを持つ俊英、小路紘史が初めて連続ドラマのメイン監督を務める。
鈴鹿、山本のコメントは以下の通り。
■鈴鹿
「『闇バイト家族』という、自分の演じたことのない題材ですし、脚本もとても面白くて、皆さんと作り上げていくのを想像するだけでワクワクしました。『闇バイト家族』という日常と非日常をうまく行ったり来たりしていて撮影も楽しめそうですし、皆さんにも面白いものが届けられるのではないかなと思いました。田中颯斗は逃げることを繰り返してきて、闇バイトに手を染めることになりますが、そこで出会う人や出来事に影響を受けながら変化していきます。個性豊かなキャラクターを豪華なキャストの方々が演じられる中で、自分もお芝居できることがとても楽しみです。
皆さんと色々お話ししながら楽しく演じられれば良いなと思っています。毎話色んなことが起きて、楽しみながら、ハラハラドキドキもしながらも観られると思います。皆さんの毎週の楽しみになるような作品を届けられるよう臨みます。楽しみにしていてください!」
■山本
「本作のお話をいただき、キャストの皆さんのお名前も聞いてとても面白くなりそうだなと感じました。まだ、撮影はこれからですが闇バイトをする家族の掛け合いも含めてどんな感じになるか今からとても楽しみです。台本も読ませていただきましたが率直に面白いなと思ったので、美咲という役としっかり向き合いつつ、楽しく撮影ができるといいなと思っています。根は優しい全くの他人同士が集まって家族を装い闇バイトに手を染めていくという今時なかなか見ないドラマです。スタッフ、キャスト皆さんで素敵なものを作っていくので楽しみにしていてください! 一生懸命頑張りたいと思います!!!」