【ONE】青木真也、元UFC戦士・ノースカットとMMA戦「ベストで皆の前で試合ができる最後の機会」

総合格闘家の青木真也が30日、アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」の記者会見に登壇。2024年1月28日に約4年ぶりに開催する日本大会(東京有明アリーナ)で元UFC戦士であるセージ・ノースカット(米国)とMMA戦を行うことが発表された。

会見に出席した青木真也(左)とセージ・ノースカット【写真:徳原隆元】
会見に出席した青木真也(左)とセージ・ノースカット【写真:徳原隆元】

青木真也の試合は「映画を見るような感覚で」

 総合格闘家の青木真也が30日、アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」の記者会見に登壇。2024年1月28日に約4年ぶりに開催する日本大会(東京有明アリーナ)で元UFC戦士であるセージ・ノースカット(米国)とMMA戦を行うことが発表された。

 今年10月にマイキー・ムスメシとグラップリング戦を行い、敗れたばかりの青木。ファン待望のMMA戦が昨年11月のサイード・イザガクマエフ戦ぶりに行われる。ムスメシに敗戦後、「近い将来、ONEで最後の試合」と発言し去就に注目が集まっていた。

 ノースカットとの対戦は2021年4月29日に行われる予定であったが、新型コロナウイルスの影響で白紙に。2年の時をへて実現した。

 青木は「2023年、MMAの試合をすることができませんでした。このまま試合をすることなく終わるのかなと思っていたんですけども、ありがたいことに24年1月、試合をいただくことができました」とあいさつ。

 さらに「ベストパフォーマンスでみなさんの前で試合ができる最後の機会というか自分のベストを世界最高峰の舞台で世界最高峰とされる相手のなかでできることは最後だと思います。一生懸命やり切りたいということによって2か月間頑張れるようにしたいと思う」と爽やかな笑顔で語った。

 司会から「最後」の言葉について問われると「気持ちも体も追いつかなくなってるなかで、いまなんとかベストを保てると思う。世界最高の舞台でこの相手と対戦できるのは最後だと思います」と答えた。

 試合のテーマについては「『当日を楽しみにして』とみんな言うけれど、(自分の場合は)始まる前、そして今日から試合までの2か月、そして試合が終わってからの期間、消費されることなく味わってもらえるようなものにしたいと思っています。格闘技の試合を見るというよりも小説だったりドラマだったり、映画を見るような感覚で見ていただけるとみなさまの何かになるんじゃないかな」と口にしていた。

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