赤楚衛二、今年はこれまでの芝居を壊す「作り込んできたものを」 初出演の朝ドラは宝物に
俳優の赤楚衛二が29日、都内で行われた『第52回 ベストドレッサー賞』の授賞式に出席した。
来年公開の映画で坂本龍馬役、この日はヒゲ姿で登壇「無精ヒゲではありません」
俳優の赤楚衛二が29日、都内で行われた『第52回 ベストドレッサー賞』の授賞式に出席した。
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来年公開の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』で坂本龍馬を演じる赤楚は、ヒゲ姿での登壇。1か月以上ヒゲを伸ばしたことはないといい、「映画の撮影をしていまして、歴史上の人物を演じている。無精ヒゲではありません(笑)」とおちゃめにコメントして笑わせた。
今年はNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』にヒロインの幼なじみとして出演。初の朝ドラに挑戦した。赤楚は「10代から30代後半まで半年間演じさせていただいた。それが初めてでしたし、何より朝ドラで本当にたくさんのみなさんが見てくださった。僕にとって宝物のような作品になりました」と感慨深く振り返った。
今年を漢字一文字で表すと「変」で、「環境やお芝居の質が変わった。僕の中で作り込んできたものを一旦壊して新しいチャレンジをした。そちらの道がなじんできた。大きな変化がある1年でしたね。変化の年になったのかな」と充実感をにじませる。来年3月に30歳となるが「お芝居の道はまだまだこれから。お世話になっているいろんな先輩がいるので、そういう先輩たちのようにかっこいい大人になれたら」と抱負を語った。
『ベストドレッサー賞』は1972年に設立。時代に左右されない主張のあるおしゃれをしている人、ファッション性のある着こなしをしている人などを選考基準に、各分野で時代をリードしている著名人を選出・表彰している。
赤楚のほか、芸能部門に俳優の川口春奈、政治・経済部門にスターバックス コーヒージャパンCEO 水口貴文氏、学術・文化部門に建築家の隈研吾氏、スポーツ部門に2023WBC日本代表監督の栗山英樹氏、特別賞にノーベル平和賞受賞者世界サミット副会長の伊東玄聖氏が選ばれた。