秋の行楽シーズンに合わせてから揚げの普及に向けた10月1日からの「から揚げ強化月間」を前に、「令羽(和)初！『から揚げ強化月間』出陣式」が9月30日、都内のホテルで行われ、グルメリポーターの彦摩呂や、声優でから揚げアイドルの有野いくが参加した。
　
　毎年10月の強化月間は、一般社団法人日本唐揚協会(会長兼理事長：やすひさ てっぺい)が昨年に制定。関連イベントなどを通して消費拡大を盛り上げていく。また、同協会は唐揚検定の試験に合格し、から揚げの魅力を発信する人を「カラアゲニスト」として認定。会員数は2019年4月現在で約13万人という。

　この日のイベントでは、彦摩呂は「から揚げは私にとっての給油です。レギュラー満タン入ります！」と登場。壇上で名店4店舗の食リポを披露し、「柚子こしょうの風が吹いている」「から揚げの聖火ランナーや」などと盛り立てた。
　
　囲み取材では、「パイプ椅子に座ったらゆっくり倒れていった。破壊するようになって日常生活が送れなくなると思った」としてダイエットに取り組んでいることを明かした。ピーク時の体重は135キロで、現在は113キロまで落としたという。

　冷凍から揚げの流行を探るトークセッションなどが行われ、カラアゲニストの有野は「お手上げ(揚げ)ー！」と、“から揚げだじゃれ”を繰り出した。取材の場では、1日1・5キロのから揚げを食べた経験を明かし、「毎日、から揚げにうっとりしています、鶏だけに。空回りしてしまいました、から揚げだけに」とたたみかけた。