西野七瀬、『大奥』出演決定「すごいなと思いました」 主演・小芝風花とは初共演
俳優の西野七瀬が2024年1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『大奥』(木曜午後10時)に出演することが13日に発表された。
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』以来、約3年半ぶりフジドラマ
俳優の西野七瀬が2024年1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『大奥』(木曜午後10時)に出演することが13日に発表された。
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描く。03年に初めてフジテレビで『大奥』が放送されてから20年以上の時を経て、新たな令和版『大奥』が誕生する。フジテレビの連続ドラマとしては05年に放送された『大奥~華の乱~』以来、約20年ぶりに復活となる。
これまでに小芝風花が主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ)を演じ、政略結婚の相手・第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる)を亀梨和也が務めることが発表されていた。
そして今回、西野の出演が発表。倫子の付き人であるお品(おしな)を演じる。京の宮家の姫である倫子を尊敬し、誠心誠意仕えている。倫子が家治と政略結婚するにあたり、お品も倫子とともに江戸城に入ることに。大奥でさまざまな試練が立ちふさがる倫子の一番の味方で、お世話係としてどんなときも倫子に尽くす。だが、倫子が他に好意を寄せている相手がいることに気付いているお品は、倫子を心配そうに見守る。
西野は2011年に乃木坂46のオーディションに合格、その後デビューを果たし、18年に同グループを卒業。以降、数々のドラマや映画に出演するなど俳優として活動。今年はさまざまな作品に出演している。フジテレビの連続ドラマとしては木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(20年7月クール)以来、約3年半ぶりの出演となる。また、主演の小芝とは本作で初共演を果たす。
西野のコメントは下記の通り。
――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「皆さん誰もが聞いたことのある『大奥』に出演できると聞いてうれしかったです。母が昔から見ていた作品で、私もその横で見たりしていたので、そんな作品に出られるなんてすごいなと思いました」
――今回は“愛”をテーマにした『大奥』ですが、台本を読んだ感想は?
「切ないポイントが多いなと感じました。女性同士の戦いはありつつも、今回の『大奥』ならではの新しい要素もあるなと思っています。監督やプロデューサーの皆さんとお話した際にも、新しい要素を入れていきたいとお話されていたので、一緒に挑戦させていただくような気持ちです」
――ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。
「主人公の幼なじみであり、友達であり、付き人という役柄で、今の時代ではなかなかない設定なので難しいなと思っています。付き人としての能力をしっかり持ちつつ、倫子のことを誰よりも分かってあげられるよき理解者でもあり、困難が訪れても倫子と二人で乗り越えていく姿を丁寧に演じていけたらと思っています。倫子もお品も芯はしっかりと持っている強い人で、どちらかがくじけそうになっても、どちらかが必ず救い上げられる絆の強い二人だと思うので、二人のつながりの強さを見ている方にお届けできたらいいなと思っています」
――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「今回の『大奥』は時代劇ではあるのですが、監督もおっしゃっていましたが時代劇ということにとらわれすぎずに挑戦したいなと思っています。話す言葉も現代の言葉に近いセリフになっていたりと、視聴者の皆さんにも伝わりやすい内容になっていると思うので、現代のドラマと同じように楽しんでいただけたらと思います。今までの『大奥』の世界観を大事にしつつも、新たな『大奥』をお届けできるよう頑張りますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです」