GT-R、コロナ、フェアレディZ…激レア車も登場 圧巻ラインアップが赤レンガ倉庫にズラリ

国内外の旧車が集う第12回『横浜ヒストリックカーデイ』が11日、横浜赤レンガ倉庫のイベント広場で開催された。名車と港町の景観が完璧マッチ。おしゃれな雰囲気たっぷりの会場で、数多くの見学者が思い思いに写真に収め、オーナー同士が親睦を深めた。

第12回『横浜ヒストリックカーデイ』が華やかに行われた【写真:ENCOUNT編集部】
第12回『横浜ヒストリックカーデイ』が華やかに行われた【写真:ENCOUNT編集部】

日本国内で登録されているのはたったの1台の激レアカーも

 国内外の旧車が集う第12回『横浜ヒストリックカーデイ』が11日、横浜赤レンガ倉庫のイベント広場で開催された。名車と港町の景観が完璧マッチ。おしゃれな雰囲気たっぷりの会場で、数多くの見学者が思い思いに写真に収め、オーナー同士が親睦を深めた。

25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV(JAF Mate Onlineへ)

 同イベントは2012年に初めて行われ、原則として1974年までに作られた古い自動車が集まることをコンセプトにしている。この日は約170台が集合し、初参加は25%。岩手や石川から駆け付けたオーナーもいた。

 圧巻のラインアップだった。日産スカイラインGT-Rをはじめ、フェアレディZ、トヨタ・トヨペット コロナ、スズキ・ジムニー、三菱ミニカ ピックアップトラック。それに、ポルシェ、コルベット、ジャガーEタイプ、ロータス・ヨーロッパなどの海外勢がゴージャスなオーラを放った。日本国内で登録されているのはたったの1台の57年式ツェンダップ・ヤヌス250といった激レアカーは、“記念撮影スポット”として人気を集めた。

 横浜の“秋の風物詩”とも言える同イベントは大盛況。子どもたちは興味津々の様子で、名車の前でくぎ付け。海外のクルマ愛好家も熱心に見入っていた。米国人男性は73年式の日産バイオレットをスマホで動画撮影しながら、「ビューティフォー! こんなに美しいクルマは初めて見ました。(日本車には)アメリカ車とは違う魅力がありますね」と感嘆しきりだった。

 20~30代オーナーの姿も目立った。愛車はデイムラー66やルノー19といった渋いチョイスだ。75年式のシトロエンGSクラブに乗る28歳の男性オーナーは、美大出身でデザイン関係の仕事に就いている。美的センスの持ち主を魅了したのは、なんと言ってもそのユニークなデザインだ。「変な形だけど、意外と使いやすい設計で、乗りやすい。ちゃんと考えられているデザインがお気に入りです」と笑顔を見せた。

 また、赤レンガでまた新たなカーイベントの誕生が予告された。83年式のいすゞ ピアッツァXEを愛車にしているデザイナーの後藤和樹さんを中心に、若手オーナーが主役のイベントを計画中。来年2024年3月20日に『YOKOHAMA CAR SESSION(仮題)』として開催準備を進めていることが発表された。

次のページへ (2/2) 【写真】名車がズラリの実際のショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください