モーニング娘。’23の譜久村聖が31日、都内で写真集『LAST SCENE』（ワニブックス）の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

　譜久村にとって約2年ぶり8冊目のソロ写真集である本作は、今作はモーニング娘。としてラストを飾るにふさわしい3大ロケ（ハワイ、東京、中野サンプラザ）を敢行。“青春のすべてはモーニング娘。にあった”という彼女の言葉通り、モーニング娘。譜久村聖の軌跡を辿るような作品となっている。

　自身が苦手としてきた“左顔”を捉えたカットをお気に入りに挙げた譜久村は「ラスト写真集はすべてをさらけ出していきたいなと思いましたし、そんな苦手なところも好きと言って写真集をゲットしてくださる方いるかなと思い、自分の左側の顔を見たり、どうしたらよくなるかって思いながら撮影までの期間を過ごしたんですけど、こうしてお気に入りに選ぶことができてうれしいです」と満足げな表情を浮かべた

　さらに、表紙を開いた最初のページに掲載されている白いレースをまとったカットが「ウエディングドレスにも見える」と指摘され、何かを意味しているのかと尋ねられると「私は赤毛のアンの世界にいそうだなと思いながら撮っていました（笑）。（深読みは）しないでください。全然、ウエディングとは関係ありません」と話し、11月29日の卒業コンサートが終わった直後にファンを驚かせることはないか追求されると「そういう予定はまったくございません」と否定した。

　なお、同写真集は譜久村の27歳の誕生日である10月30日に発売されたが、27歳はどのように過ごしたいか質問されると「（モー娘。としての）27歳の自分を見てもらえる期間は1か月しかないので、その中で13年間感じてきたファンのみなさんへの想いをしっかり恩返ししていけたらいいなという風に思います」と吐露し、卒業後については「いままでモーニング娘。で楽しいことや幸せなこととかいっぱい経験してきて人生が豊かだったなって思うんですけど、27歳の私は譜久村聖、1人としてしっかり実りのある人生を送っていけるように、楽しい27歳にしていきたいなって思います」と目を輝かせた。