柏木由紀、AKB48活動に達成感「十分やりきった」 卒業決意は後輩育成の側面も

AKB48の柏木由紀が26日、都内で行われた自身がプロデュースしたコスメブランド『upink(ユーピンク)』のメディア向け発表会に登壇した。20日にグループからの卒業を発表してから初めてのイベント参加。AKB48は「“やりきりました卒業”です。これ以上ない。AKBの活動に大満足して卒業します」と達成感をにじませた。

イベントに出席したAKB48の柏木由紀【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席したAKB48の柏木由紀【写真:ENCOUNT編集部】

AKB48卒業発表後初イベント「変わらず音楽活動は続けていきたい」

 AKB48の柏木由紀が26日、都内で行われた自身がプロデュースしたコスメブランド『upink(ユーピンク)』のメディア向け発表会に登壇した。20日にグループからの卒業を発表してから初めてのイベント参加。AKB48は「“やりきりました卒業”です。これ以上ない。AKBの活動に大満足して卒業します」と達成感をにじませた。

 柏木は、2006年12月に行われたAKB48追加メンバーオーディションに合格し、3期生として加入。中心メンバーとして活躍し、長きにわたりAKB48をけん引した。グループ最年長の32歳だったが、ついにアイドル活動にピリオドを打つ決意した。

 卒業は「今年の頭くらいからなんとなく考えていた」としたが、「17年もお世話になったAKBを自分の気分や気持ちだけではさすがに卒業できなかった。秋元(康)先生にはだいぶ前から相談していた。総監督の向井地美音には早めに言って、同期やさっしー(指原莉乃)やみぃちゃん(峯岸みなみ)には前から伝えていた。半年くらいかけてしっかり重ねての卒業発表だった」と舞台裏を明かした。

 最終的に卒業を決めたきっかけは、「単純に一緒に活動しているメンバーを見て、今のメンバーに卒業を見届けてほしいと思った」といい、また「今のAKBはグループの名前は知られているけど、個々を知ってもらえるのが難しくて。『今のAKBを知ってください』と言っていくなかで、『あっ私が卒業して、もっと後輩が伸び伸びと活動したら、今のAKBがもっと届くかなって。それとシンプルに『十分やりきった』と思えるタイミングが重なった。これまで卒業しようかなって思ったことあったけど、初めて『今だな』と思った。それで卒業しようと思った」と説明した。

 自身の卒業を名付けるなら「“やりきりました卒業”です。これ以上ない。AKBの活動に大満足して卒業」と晴れ晴れとした表情。半年後の来年3月には卒業コンサートが控えているが、「もう一度やり残したことがないか考えて、残り半年のAKBとして楽しみたい。体調に気をつけて元気に駆け抜けたい」と述べた。卒業後も芸能活動を継続する意向で、「変わらず音楽活動は続けていきたい」と決意表明した。

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