松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）。10月22日放送の第40回では、秀吉（ムロツヨシ）が亡くなった後、家康が政治の中心を担うようになることを警戒する石田三成（中村七之助）と家康の対立が深まる様子が描かれた。2人の関係悪化の陰に茶々の姿も。ネットでは茶々に「怖い」「三成の心をかき乱す」との声が目立った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　朝鮮から撤退し帰国した加藤清正（淵上泰史）、黒田長政（阿部進之介）に対し三成は「戦のしくじりの責めは不問といたします」と言い、しくじりという言葉で2人の怒りをかった。その後、茶々（北川景子）は三成に対し「そなたが頼りじゃ」と言うと、家康について「あのお方は平気でうそをつくぞ」と話した。そんな中、家康が加藤、黒田、福島正則（深水元基）と勝手に縁組を進めたことで、家康は秀吉の置目を破る形に。三成は「徳川殿には謹慎していただくべき」との考えを示し、2人の関係悪化は顕著になっていった。

　茶々の言葉にネットでは「三成を惑わす茶々」「ここもかき乱すのか」「かき回し役」「まじ怖い」「恐ろしい」「茶々が一番怖い」という声が目立った。

　一方、ビデオリサーチによると、22日午後8時からNHK総合で放送された『どうする家康』第40回の関東地区の平均世帯視聴率は11.1％（個人6.8％）だった。前回の10.4％から0.7ポイントアップした。11％台を記録したのは9月3日放送の第34回で記録した11.7％以来となる。