【うちの弁護士は手がかかる】ムロツヨシ、過去作オマージュさく裂 GTO、古畑任三郎…視聴者期待「来週はどの名作」

俳優のムロツヨシが主演し、平手友梨奈がヒロインを務めるフジテレビ系連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(金曜午後9時)の第2話が20日に放送された。すご腕の元芸能マネジャーとコミュニケーション力ゼロの天才新人弁護士がタッグを組んで世の中の不正義に挑む異色の育成型リーガルコメディー。初回は同局系の大ヒットドラマ&映画『踊る大捜査線』シリーズのオマージュが盛り込まれたが、第2回でも過去のヒット作が登場し視聴者を喜ばせた。

ムロツヨシ【写真:ENCOUNT編集部】
ムロツヨシ【写真:ENCOUNT編集部】

パロディー満載の異色ドラマ、「いじめ」はシビアに問題提起

 俳優のムロツヨシが主演し、平手友梨奈がヒロインを務めるフジテレビ系連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(金曜午後9時)の第2話が20日に放送された。すご腕の元芸能マネジャーとコミュニケーション力ゼロの天才新人弁護士がタッグを組んで世の中の不正義に挑む異色の育成型リーガルコメディー。初回は同局系の大ヒットドラマ&映画『踊る大捜査線』シリーズのオマージュが盛り込まれたが、第2回でも過去のヒット作が登場し視聴者を喜ばせた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 芸能マネジャーの蔵前勉(ムロ)は最年少で司法試験に合格した超エリート新人弁護士の天野杏(平手)の塩対応に苦労する日々。そんなある日、天野のもとへ、若宮翔子(有森也実)が訪れる。翔子は、天野の中学校時代の同級生・若宮円(渡邊圭祐)の母親。円は現在人気ユーチューバーの合田修吾(曽田陵介)から中学時代にいじめを受けて7年間引きこもりになり、その罪を裁くため訴えることを決意した。民事訴訟によって合田に慰謝料を請求したい円は、天野に「あの時の責任、取ってくれるよね?」とつぶやく。天野が所属する「香澄法律事務所」の面々は、いじめ訴訟の困難さや時効の壁を心配するが、天野は勝てる方法を思案する。難しい訴訟問題に挑む新人弁護士役の平手の正義感あふれる演技にすごみを感じさせた。

 第1話では同局系の大ヒットドラマ&映画『踊る大捜査線』シリーズのオマージュが盛り込まれ、ムロ演じる蔵前が警視庁湾岸署刑事・青島俊作に変装し往年のファンを喜ばせた。第2話では蔵前が独り言シーンで「振り返れば……誰もいない!」と絶句。これは1993年1月期に同局系で放送された織田裕二と石黒賢主演ドラマ『振り返れば奴がいる』のパロディーであることは明らかで、蔵前が「振り返ればいてほしいな、石黒賢さん。あれ名作だったな、最終回」とつぶやくせりふも盛り込まれた。

 また、中学校時代の1年B組同窓会シーンでは、蔵前が94年4月期に同局系で放送された同『古畑任三郎』の古畑(田村正和)のように「あなたですね」と合田に語りかけ、エンディング近くの川沿いの道を歩くシーンでは「いやー、緊張した。あんな大きな声出したことない。やっぱ、鬼塚先生ってすごいすね」などと鬼塚先生風の服装をアピール。こちらも98年7月期に同局系で放送された俳優・反町隆史と松嶋菜々子が共演した学園ドラマ『GTO』がネタ元だ。

 ネットには「振り返れば奴がいる、GTO、古畑任三郎ネタがバンバン出てきてニヤニヤしてしまう」「大好きな鬼塚先生、古畑任三郎さんが出てくるとは。やっぱりムロさん好きだなぁ」「ムロさんは人気ドラマの主役をオマージュしてるのね」「GTO、古畑任三郎はアドリブかな」のほかに、「来週はどの名作ドラマのせりふが聞けるのかな」「こうなると第3話も楽しみ!」と期待する声も寄せられている。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください