ボクシング興行「3150FIGHT vol.7 ～拳闘士はゲンコツで語る～」（7日・大田区総合体育館＝ABEMAで全試合無料生中継）のメインイベントIBF世界フェザー級（57.1キロ以下）2位決定戦（12回戦）に臨む、元世界2階級王者で同級5位・亀田和毅（TMK）。3階級制覇を目指す転級初戦となるが、父・亀田史郎氏は仕上がりに太鼓判。「バケモノやで」と絶賛している。ABEMAボクシングの公式YouTubeで動画が公開されている。

　IBF世界フェザー級12位レラト・ドラミニ（南アフリカ）と同級初戦を迎える和毅は「次はフェザー級で挑戦して3階級制覇、亀田家8本目のベルトを獲りに行きたい。今の最大のモチベーションは、井上チャンピオンを倒すこと」と意気込みを口に。そんな息子を父・史郎氏は、「右が良くなってるな、バケモノやで」と舌を巻いていた。

「コンディションは順調に来ています。今は気持ち的な部分も身体もそうですし、結構整ってきてます」と話した和毅は、「ボクシングの最終章に入ってきているので、ここからの1試合1試合は大切になってくるので、全力で戦っていきたいなっていう気持ちです」と本番を見据えた。

　今年、16年ぶりにトレーナー復帰を果たした史郎氏も、息子の和毅のスパーを視察し、。「やっぱりジャブがすごいね。これ打てるのはトップクラスや」と絶賛しつつ、さらに「軸がずれないからパンチが死んでない」と続け、思わず「バケモノやな」と漏らした右ストレート。「これ獲るよ、ベルト」と確信を口にした。