【らんまん】宮崎あおい&松坂慶子がサプライズ出演 朝ドラでの共演実現に「胸が熱く」

NHKは24日、俳優の宮崎あおいと松坂慶子が連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜、午前8時)に25日の放送から出演すると発表した。宮崎は同作品でナレーションも務めており、松坂は主人公・槙野万太郎(神木隆之介)の祖母・槙野タキも演じていた。

千鶴(左=松坂慶子)と話す藤平紀子(宮崎あおい)【写真:(C)NHK】
千鶴(左=松坂慶子)と話す藤平紀子(宮崎あおい)【写真:(C)NHK】

宮崎はナレーションで活躍、松坂は亡くなった万太郎の祖母・タキも熱演

 NHKは24日、俳優の宮崎あおいと松坂慶子が連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜、午前8時)に25日の放送から出演すると発表した。宮崎は同作品でナレーションも務めており、松坂は主人公・槙野万太郎(神木隆之介)の祖母・槙野タキも演じていた。

 宮崎は25日の放送で、万太郎の遺品整理のアルバイトの面接のため、槙野邸へやってくる藤平紀子役で出演。以前は蚕糸試験場に勤めていた設定。一方の松坂は61歳になった、万太郎と寿恵子(浜辺美波)の娘・千鶴役で出演。練馬区東大泉町の槙野邸で暮らしている設定。

 宮崎は「『純情きらり』から17年たって、当時と同じスタジオで演技ができ、懐かしくうれしかったです。知っているスタッフさんも多いので、良い緊張感の中で現場に参加できました。毎日見守ってきた『らんまん』の世界の中に参加できてとても楽しかったです。私もいち『らんまん』ファンなので、松坂慶子さんが“千鶴”としてもご出演されると知った時は胸が熱くなりました。松坂さんとは大河ドラマ『篤姫』など過去に共演して以来大好きで尊敬しているので、また一緒にお芝居ができて幸せです。視聴者の皆さんにも楽しんで見てもらえていたらうれしいです」とコメントした。宮崎は2015年度後期『あさが来た』にも出演している。

 松坂は「“千鶴”役のオファーをいただいたときには驚きました。千鶴は万太郎亡き後、遺品や残した標本を整理して次の世代が活用できるように努力していきます。万太郎が築いたものを継承する、大切な、贈り物のような役です。タキさんの役作りや撮影の準備のために高知県立牧野植物園や練馬区立牧野記念庭園を訪れた際に聞いていたお話を、千鶴のセリフとして語ることができて光栄でした。また、『篤姫』から時を経てさらに素敵になったあおいさんと共演できたのもとてもうれしかったです。残り4回、どうぞお楽しみに」とコメントした。

※宮崎あおいの「崎」の正式表記はたつさき

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