X JAPANのYOSHIKIが5日、都内で行われた音楽ドキュメンタリー映画『YOSHIKI：UNDER THE SKY』（9月8日公開）の舞台あいさつにHYDEとともに出席した。

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「どんな困難も乗り越えていけるというメッセージを全世界に届けよう」というYOSHIKIの呼びかけから始まったプロジェクト。日本、米国、英国など、さまざま国のアーティストが参加し、YOSHIKIがアレンジした楽曲をそれぞれ披露している。

　司会者から「監督」と呼ばれると、「監督と言われると緊張する」と照れ笑い。「いろいろありましたが、この日を迎えることができました。きょうHYDEさんにも来てもらって光栄です」と感謝を伝えた。

　完璧主義で「全部にこだわり過ぎちゃう」というYOSHIKIだが、本作は制作期間約3年で封切り。HYDEが「よく3年で済みましたね。10年くらいかかるかと思った（笑）」と話すと、YOSHIKI本人も「僕もそう思った」と同意。続けて「こだわって止まらなくなってしまう。それが大変だったけど、いろんなアーティストが協力してくれた。もともとプロデュースするので、監督という意識はなかったですね。指揮をとらせてもらって、それが監督なんだって」と語った。

　本作に力を注ぐYOSHIKIを、間近で見ていたHYDEは「ものすごい勢いでいく。『それいけるんですか？』ってくらい。でも、それが出来ちゃうのがすごい。非現実的なことを無理やり出来ちゃう。そんなこと出来る人、日本ではYOSHIKIさんしかいない」とその手腕に驚嘆していた。